松阪鶏 味噌焼き


  松阪市中心商店街の「まつさかにぎわいまつり」においてDO ITのメンバーが、松阪鶏味噌焼きのふるまいをしたので、大勢の人たちが列を作って求めていました。

  若鳥と鶏肉を焼いて、特製味噌だれを付けて食べるのですが、松阪ではごく一般的によく食べられていてポピュラーなものです。味噌だれの味が決め手ですが、食べやすくてヘルシーですね。

  たくさんの人がおいしい鳥料理を楽しみに列を作りました。



  もう一つのふるまいが新町商店街で行われていました。「ホルモン焼きそば」という絶品です。こちらも1時間待ちの列がつながっています。

  この「ホルモン焼きそば」は、現在好評開催中の「松阪G1グランプリ」の出品料理で、王座目指して頑張っています。

  どちらも人が多くて賞味できなかったのが、心残りですが、好天に恵まれスランプラリーやイベントが盛りだくさんあり、商店街がにぎわって大盛況でよかったです。

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彦根城周辺の散策


  彦根城は彦根山(金亀山)を利用して築かれた平山城です。現在も、山頂には国宝の天守があり、その周囲を巡るように重要文化財の各櫓が残っており、麓には下屋敷をはじめ内堀や中堀などが当初の姿を留めています。この彦根城跡は、全国的に見ても保存状態の良好な城跡です。

  彦根の城下町は、3重の堀によって4つに区画されていました。内堀の内側の第1郭は、天守を中心として各櫓に囲まれた丘陵部分と藩庁である表御殿などで構成されています。内堀と中掘に囲まれた第2郭は、藩主の下屋敷である槻御殿〔けやきごてん:現在の玄宮楽々園〕と家老など千石以上の高禄の武士の邸宅が広がっていました。中掘と外堀の間の第3郭は内町と称し武家屋敷と町屋、また外堀の外の第4郭である外町には商工人の住居と足軽の組屋敷がありました。内町・外町ともに武士と町人が合わせて居住していましたが、居住地は明確に区分されており、魚屋町・桶屋町・職人町など職業による分化配置が見られたようです。

  

  城普請は、元和8年(1622年)、約20年の歳月を費やして、城郭や三重の堀のほぼ全容を現しました。
こうして巡らされた三重の堀により、天守を中心とする城郭施設を第一郭として、内堀と中堀の間を第二郭、中堀と外堀の間を第三郭として位置づけ、北進してくる外敵に対して、善利川(現芹川)を第一次防御線とした幾重にも渡る防御網を実現させました。
このように、城を防御するためにつくられた堀は、明治時代以降それまでとは違った形で利用され、明治39年、中堀の一部が借り入れられ、鯉の稚魚の飼育が試験的に行われました。


  井伊家ゆかりの御好屋形船が彦根城内堀を運行しています。新緑の中、心地いい風と共にお堀巡りは、とても癒されますね。



  初夏の陽気の中、橋を渡って、国宝の天守閣を目指します。

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二つの八大龍王社


  夫婦岩から東参道を100mほどで、龍宮社があります。御祭神は、綿津見大神(わたつみのおおかみ)で海の守護神として厚い信仰を受けています。美しい朱色の社殿が海と岩にマッチしています。


  八大龍王は、仏法を守る八体の竜神で、難陀・跋難陀・娑迦羅・和修吉(わしゆきつ)・徳叉迦・阿那婆達多・摩那斯・優鉢羅の称です。雨や水に関係するとされることが多いですね。


  龍宮社のいわれについて書かれている案内があります。

  伊勢志摩を代表する霊山として知られる朝熊岳の山頂にも八大龍王社が祀られていて、二見と同じ北緯136度47分なのは何かの縁でしょう。ここからの眺めは最高で、特に東側の展望が素晴らしく、伊勢湾に浮かぶ島々、遠くには恵那山や南アルプスの山なみ、そして富士山を見ることができます。同じ緯度の山頂と海辺に八大龍王を祀るパワースポットです。


夫婦岩の大注連縄


  初夏の伊勢市二見が浦は、気持ちいい潮風が吹く絶好の参拝日和です。夫婦岩の注連縄が、5月5日に張り替えられたばかりで、新しくなっているのが目を引きます。


  潮が引いていて、岩まで歩いて行けそうですが、神様の逆鱗に触れそうで恐れ多いです。
 夫婦岩は、沖合い660mの海中に鎮まる興玉神石の鳥居とされており、日の出の遥拝所として古くからしられています。夫婦岩の間からの日の出は、5月から7月頃で、ちょうど今の時期ですから早起きしてご来光を拝みましょう。

  夫婦岩の男岩と女岩を結ぶ大注連縄は、『結界の縄』と称され大注連縄の向こうを常世神(とこよのかみ)が太平洋の彼方から寄り付く聖なる場所、そして手前を俗世という隔たりを表しています。この大注連縄は、文保年間(1317?1319年)には張られていたということで、現在も氏子の人たちにより年3回、5月5日、9月5日、12月の第3日曜日に大注連縄の張替え神事が行われています。

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神宮神田の早苗


  伊勢市楠部町の五十鈴川のほとりにある伊勢神宮の神田は、天照大神の御鎮座をされた倭姫命が「五十鈴川の水を引けば肥料もいらず、害虫がいない場所である。ここを大神の御膳の稲を作る家田の御田にしなさい」と定めたのが、神宮での米作りの始まりと伝えられています。


  倭姫命が定められた内宮の家田(いえだ)は、「大御刀代(おおみとしろ)」または「御常供田(みじょうくでん)」といわれます。日本に四季があり、鳥の声や新緑、強い日差しがあたりを明るくし、田んぼには、水が張られ、苗が植えられているのを見ると春から夏へ向っていることを強くを感じます。

  古くから日本人は早春の頃に山にて花見をし、辛夷や櫻などの花が咲けば、このことから田植の作業を始めても良いとの目印になったとして、山から稲霊の宿る花の咲いた枝を持ち帰り、田圃に挿し、一年の豊作を祈り、田植を始めるたように、神宮でも二月初子日に、神聖な山から神聖な木を切り、その木に宿る神を神聖な田圃まで移す「木こり行事」という儀式を行います。

  神宮神田の様子は、古い記録に書かれているのと比べるとずいぶん変わってきていますが、道路からは、人目を避けるように土塁で囲まれていて、懐かしくもあり、今も昔と変わらない場所で神宮の米作りが行われていることを嬉しく思います。


  伊勢神宮で黒木の鳥居(木の皮のついた鳥居)があるのは、ここ神宮神田と御田のある伊雑宮だけです。
 白石をひいた斎場では、山口祭、木本祭や御田植初など神事が行われます。

  御田植初は、神宮職員や地元の御田植祭保存会の会員が、昔ながらの衣装で古式ゆかしく苗を植えていくものです。古くは御田祭と呼ばれ、鎌倉時代には行われていたとされています。明治時代に中断されましたが、大正時代に復興し、1971年に三重県の無形民俗文化財に指定されました。


  水の張られた水田と山々のコントラストが素晴らしい朝です。これから苗が成長して背が高くなっていくのが楽しみで、お盆過ぎには黄金色のたわわな稲が実り刈り取られるのでしょう。土、水、太陽あらゆる恵みに感謝です。

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