松阪に春を呼ぶ「初午大祭(はつうまたいさい)」が始まりました。3月の最初の午の日の本日の前後3日間行われています。今年は3月4日(金)が午の日で、本日になりますので、3月3日のひな祭りの日が、宵宮となりました。いつも、初午の日は寒くなるといわれていますが、今年も凍えるような日になりました。
初午大祭でお参りする岡寺山継松寺は、県内で厄除けをする最大の寺院ですので、たくさん方がお参りに来ますが、19歳の女性の振袖姿での参拝が目を引きます。継松寺は、聖武天皇の勅願により行基が創建したと言われています。
聖武天皇42歳の厄年の際に、継松寺のご本尊如意輪観世音菩薩を宮中にお奉りし祈願した後、再び松阪に安置したことから厄除け観音としてこの地域の厄年の参拝者が多く訪れるようです。
伝説によると、洪水によりお堂は流失した時、ご本尊を拾い上げた二見の漁師が弁財天のお告げを聞いて出家し継松法師となりお寺を再建したことから継松寺と名付けられるようになったようです
いつから始まったのか、厄を落とすということでハンカチなど身に着けているものを置いて、振り返らずに外に出ると厄が落ちるといわれています。
このハンカチ落しについて、お寺さんはおすすめしていませんが、今年もハンカチを入れるかごが2か所あり、もう溢れそうになっていました。これを整理するのが大変なんでしょうね。
百数十店の露店が出てにぎやかですが、さすがに夜は冷えこんできて早々に店じまいししまうところもありました。高校生や若者は遅くまで路上に座り込んで祭りを謳歌しているようでした。トラブルが起こらないか心配してしまうのは年のせいでしょうか。確かに子供のころはうれしかった記憶がありますよね。
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