猿田彦大神と猿女君 


 猿田彦神社の境内にある佐瑠女神社(さるめじんじゃ)は、芸能の祖神、「わざおぎ(俳優)の神」として「たましずめ・たまふり(鎮魂)」の鎮魂の元祖と称されている天宇受売命(あまのうずめのみこと)がご祭神です。
  アメノウズメノミコトは、日本神話に登場する女神。「岩戸隠れ」のくだりなどに登場する芸能の女神であり、日本最古の踊り子と言える。古事記では天宇受賣命、日本書紀では天鈿女命と表記されています。

  天照皇大神の孫であるニニギノミコトが天孫降臨し、高天原から高千穂へ降り立つまでの道先案内をしたのが猿田彦です。この彼に出会ったときに、天のご一行様の中から、最初に「そなた何ものぞ?」と話しかけたのが、佐瑠女=アメノウズメです。そして、猿田彦は、道先案内を命じられることになるわけです。ともにニニギノミコトを高千穂まで、お連れします。その後、アメノウズメはサルタヒコの名を明かしたことからその名を負って仕えることになり、猿女(サルメ)君の祖神で妻になったと言われています。


  天宇受売命は、元気でおおらかな女性の鏡とされ、生涯の美しさを求める女性、自立して誇りを持ち自ら生きようとする人にとって極めて大切な神であり、「 縁結び 」の女神としての信仰もあつい。

 伊勢市の猿田彦神社にお祀りされている猿田彦大神は、天孫瓊瓊杵尊(てんそんににぎのみこと)が天照大神より三種の神器を授かり天降られるとき、天(あめ)の八衢(やちまた)にお迎えして途中の邪悪を祓いながら道案内を申し上げ、また垂仁天皇の御代、倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神の御鎮座の地を求められたときも御神徳を示され五十鈴川の川上に導かれました。この為に古来より善導の神として開運招福、家内安全、交通安全の守護神として信仰され、魂を導き甦(よみがえ)らせる御神威により甦りの神と称されおります。また古来より、土地を領する地主神と云われ、土地の邪悪を祓い清め災厄を除く福寿の神として信仰されております。

  お賽銭箱のすぐ横に、可愛いおみくじが置いてあります。おみくじをひいたり、恋愛祈願したりしに、神社めぐりする女性が多いのでしょうか?男の人もひくかもしれませんね・・・。インターネットでも縁結び神社関連のページのアクセスが多いようです。佐瑠女神社、恋みくじは、200円。

  本殿の堅魚木・欄干をはじめ、佐瑠女神社神殿、大鳥居、手水舎の柱などは、 すべて八角になっています。今度、参拝にいかれたらじっくりとご覧になってください。


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  猿田彦神社では、大神の子孫は宇治土公(うじのつちぎみ)と称し、以来、永く玉串大内人(たまくしおおうち んど)という特殊な職掌に任ぜられ、伊勢の神宮に奉仕してきました。大神の 御神徳を仰ぐ崇敬者は全国に広く、方位除、地祭、土地開発、開業、災除、家 業繁栄、交通安全、病気平癒、開運などの御祈祷が連日行われています。

  拝殿正面の中央には、昔の神殿跡を印し、方角を刻んだ八角の「方位石(=古殿地)」があります。八角は方位を意味し、方位除のご神徳がある猿田彦神社にちなんだものでしょう。


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