彦根城周辺の散策


  彦根城は彦根山(金亀山)を利用して築かれた平山城です。現在も、山頂には国宝の天守があり、その周囲を巡るように重要文化財の各櫓が残っており、麓には下屋敷をはじめ内堀や中堀などが当初の姿を留めています。この彦根城跡は、全国的に見ても保存状態の良好な城跡です。

  彦根の城下町は、3重の堀によって4つに区画されていました。内堀の内側の第1郭は、天守を中心として各櫓に囲まれた丘陵部分と藩庁である表御殿などで構成されています。内堀と中掘に囲まれた第2郭は、藩主の下屋敷である槻御殿〔けやきごてん:現在の玄宮楽々園〕と家老など千石以上の高禄の武士の邸宅が広がっていました。中掘と外堀の間の第3郭は内町と称し武家屋敷と町屋、また外堀の外の第4郭である外町には商工人の住居と足軽の組屋敷がありました。内町・外町ともに武士と町人が合わせて居住していましたが、居住地は明確に区分されており、魚屋町・桶屋町・職人町など職業による分化配置が見られたようです。

  

  城普請は、元和8年(1622年)、約20年の歳月を費やして、城郭や三重の堀のほぼ全容を現しました。
こうして巡らされた三重の堀により、天守を中心とする城郭施設を第一郭として、内堀と中堀の間を第二郭、中堀と外堀の間を第三郭として位置づけ、北進してくる外敵に対して、善利川(現芹川)を第一次防御線とした幾重にも渡る防御網を実現させました。
このように、城を防御するためにつくられた堀は、明治時代以降それまでとは違った形で利用され、明治39年、中堀の一部が借り入れられ、鯉の稚魚の飼育が試験的に行われました。


  井伊家ゆかりの御好屋形船が彦根城内堀を運行しています。新緑の中、心地いい風と共にお堀巡りは、とても癒されますね。



  初夏の陽気の中、橋を渡って、国宝の天守閣を目指します。

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