龍穴神社の真後ろあたりに岩窟が口を開けていて、その下を清水が流れているところがあります。ここが龍神様が棲んでいらっしゃる「吉祥龍穴」です。この龍神はもとは奈良市内の猿沢池にいましたが不浄があってそれを嫌ってここに移ったといわれています。
小さな鳥居をくぐって急坂を30mほど下ると、小さな拝殿があり龍穴に縄がかけられているのを見ることができます。
招雨瀑から落ちた美しい水は、巨大な岩盤を滑るように流れて龍穴の前に至り、清々しい空気を作りだしてくれています。緑と岩肌のハーモニーにとてもマッチしています。
対岸の岩にポッカリと開いた龍穴に対して拝所である奥宮となります。
手を合わせて拝むと、今までに経験したことがないほど鳥肌がたち、たくさんの龍神様がいらっしゃる気がしてものすごいパワーを感じました。神秘の時間が長く経ったような気がします。
龍穴の前一帯は「龍の棚」といわれていて、静かで静寂な雰囲気で龍がいつ現れてもおかしくないです。大宇宙とつながっているようです。
近くに天照大神が岩を開いて暗黒を照らし鎮めたといわれる「破石(われいし)」があり、天の岩戸といわれています。
石積みの上に鮮やかな朱の小さな社がお祀りされています。
岩にはとても強いエネルギーが溜まっていて、いつも周りに発散しているようです。この場所に来れたのが奇跡に思えてなりません。
吉祥龍穴の神秘
カテゴリー
- いいね!奈良 (22)
- お寺 (46)
- お祭り (32)
- お餅 (9)
- その他 (14)
- イベント (24)
- グルメ (55)
- ツアー (62)
- パワースポット (34)
- 伊勢本街道 (15)
- 伊勢神宮 (62)
- 偉人 (9)
- 参宮(伊勢)街道 (9)
- 和歌山街道 (25)
- 国際交流 (12)
- 太陽の道 (20)
- 建物 (2)
- 御城番屋敷 (14)
- 未分類 (3)
- 本居宣長翁 (11)
- 東海道 (4)
- 松坂城跡 (20)
- 松阪の街中 (63)
- 松阪商人 (8)
- 歴史 (8)
- 猿田彦大神 (16)
- 生きる (6)
- 神社 (44)
- 紀伊半島・熊野 (25)
- 自然との共存 (20)
- 街並 (18)
- 西国三十三所巡礼の旅 (9)
- 鉄道の旅 (8)