まごの店、本日も満席!


  多気町五桂池にある「まごの店」は、三重県立相可高等学校食物調理クラブの学生たちが運営する全国で唯一の高校生レストランです。人気、実力ともに一流で、全国のコンクールでは、常に優秀な成績を収めていて、昨年は、豪州での「国際高校生料理コンクール」で2年生の金丸克士・中川寛大ペアが金メダル!得点も最高点で1位でした。テレビの全国放送などでも取り上げられていて「ニュースステーション」、「情熱大陸」など多数あります。そして4月から日本テレビの土曜日21時からのドラマで「高校生レストラン」で村林先生とお店が放映されることになり、ますます「まごの店」が熱くなりそうです。

  今日も10時半の開店には、100人以上の人が待っているという大盛況です。オープンすると順番に席に案内してくれますが、あっという間に満席で、入口には、まだ大勢の人が待っています。そんな中、調理スタッフ、ホールスタッフともに手際よく案内、調理、配膳、片付していく姿がアルバイトでなく、プロとしての気概でやっているようで気持ちいいですね。モニターで調理場の様子が見れるので、待っている間も楽しめますが、作っているほうは緊張感が漂っています。しかし、みんな大きな声で「いらしゃいませ」、「ありがとうございました」としっかり言えるのが素晴らしい。


  ホールでは、調理しているところもよく見えて、お客さんからは、親近感を感じます。営業は、土、日、祝日で、生徒達が、食数と仕入れ量を決めていて、早朝から市場へ行き、品物や地元農家の持ち寄り農産物を実際に見てからメニューや数量を決めるようです。

  今日のメニューは、三つでした。一番人気の「花御膳」を今日はいただきました。他に伊勢芋をうどん麺にねりこんだ「まごの店定食」、松阪牛か鯛をかつおだしでいただく「お茶漬け定食」です。250食ほど用意されていたようですが、昼過ぎには、完売です。近隣周辺の人だけでなく、名古屋や関西から訪れる方もいらっしゃいました。

  だし巻卵は、アツアツのふわふわで松阪肉のしぐれまで乗っていて食欲を誘います。技術レベルの高さを実感しました。


  「花御膳」メインのてんぷらは、揚げたてでパリッとした食感が最高。野菜の煮物や白和えは、甘くなく少し薄味でした。魚は、しっかり味がついていました。ぶりの味噌汁は、しっかりだしが出てお変わりしたいほどおいしかったです。ご飯はふっくら炊けていていい感じでした。ボリューム満点で、胃袋も心も満腹になりました。”ごちそうさまでした”

  「料理は心だ!夢無限大!」壁にかかる言葉が生徒達を激励している。これは、指導している村林新吾教諭の信念であるとも言えるでしょう。村林先生は、昭和35年松阪市の日本料理店に生まれました。松阪商業高校から大阪の大学で経済・経営の勉強をされた後、調理師の勉強をするため大阪あべの辻調理師専門学校に入学し卒業と同時に同校で教職員になられて10年勤め、平成6年三重県立相可高等学校に 食物調理科が設置されると同時に専任の教諭として採用され現在まで若い生徒を熱血教師として厳しく育ててこられました。

  まごの店は平成14年10月26日、五桂池ふるさと村「おばあちゃんの店(農産物直営施設)」の食材を利用した、相可高校食物調理科生徒が運営する調理実習施設としてオープンしました。この実習施設は相可高校・ふるさと村・多気町(産・官・学)が協働して実現したもので、開店以来“生徒たちのきびきびとした元気な姿”や“美味しいうどん”などが話題を呼び、ふるさと村への入場者数の増加とともに「おばあちゃんの店」の売り上げアップなど波及効果も大きく、地域の活性化につながっていきました。

  相可高校食物調理科の活躍により、調理場が狭くなり対応しきれないということから、町は新しい「まごの店」建設を決定。建設にあたっては、建築科高校生による設計コンペを行い、平成17年2月、8,900万円をかけた新しい「まごの店」が誕生しました。

  ついに4月から「まごの店」にまつわる村林先生や生徒をストーリーにした「高校生レストラン」が日本テレビ土曜9時からの番組となってスタートします。主演は、TOKIOの松岡昌宏さんで、出演者は、吹石一恵さん、神木隆之介さん、川島海荷さん、板谷由夏さん、伊藤英明さんなど豪華メンバーです。大ヒットする予感がします。たくさんの方がご覧になって全国からたくさんの方に来ていただき、暖かいおもてなしをしましょう!多気町や松阪市が全国から注目されるのが楽しみですね。
日本テレビHPをご参考にしてください。http://www.ntv.co.jp/kouresu/
村林先生の著書もお読みください。「高校生レストラン、本日も満席」と「高校生レストラン、行列の理由」 amazonでは在庫切れのようです。

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  相可高校は、旧伊勢本街道沿いにある創立100年を超える伝統校です。


ベルタウンが31歳になったにー!


  松阪駅前通り商店街「ベルタウン」の創業31周年でイベントが開催されています。普段の日曜日は、人出がなく静かな商店街も今日は朝からにぎやかです。ふれあい動物園やゆるキャラの登場、マーチングバンドとゆるキャラのコラボそしてDSや肉の名店の商品券が当たるビンゴゲームで盛り上がっています。


  奈良から来てくれた動物たちは、朝から子供たちの人気者になりました。抱っこしたり、エサをあげたりと身近にふれ合えるのがいいですね。




  うさぎや手乗りカラスがいましたが、触れば金運上昇!!と書かれていた「シロヘビ」に触る大人の人が多くいたように思います。やはり現世利益が一番なのでしょう。私は、首に巻く勇気はないので、少しタッチしておきました。

  学生たちが頑張っている「エキヨコ ソーセージ バー」では、飲み物のふるまいがありました。また、2日間の限定のバケットにソテーした鳥肉を挟んだ「鳥サンド」が好評で150食も売れたようです。ボリュームがありピリッとした味わいがとてもおいしく満足しました。

  松阪のゆるキャラ「ちゃちゃも」にたくさんの友達が応援に来てくれました。「シロモチ君」「ゴーちゃん」「とらまる君」「龍王ちゃん」等がパレードしてくれました。


 前日の土曜日には、恒例の「松阪えきまえ楽市」が開催され軽トラックに魚に野菜やお茶、お花、パン、寿司を売る店に多くの人たちが買い物にやってきました。天気に恵まれたくさんの人が楽しんでいかれました。

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倭姫命の杖


  奈良県宇陀郡御杖村にある御杖神社は、倭姫命が垂仁天皇の勅により天照大神の御杖代となり鎭座の地を求めて、諸国を巡幸されたとき、この地に三ケ月間滞在され、遷宮の候補地として、持っていた杖をしるしに置いて行かれたのをお祀りされています。

  御杖神社の祭神は、久那斗神・八街比古神・八街比女神
久那斗神(くなどのかみ)は、伊弉諾尊が黄泉から出で給いて筑紫の日向の橘小戸の阿波岐原で御禊をされたときに投げ捨てた杖からお生れになった道饗祭(みちあえのみまつり)の主神です。この久那斗神と共に境界を守護する八街比古神(やちまたひこのかみ)と八街比女神(やちまたひめのかみ)の三座をお祀りしています。
 「久那斗」とは杖の義で、久那斗神は道路や巷(物事の別れ目)に在って、悪や禍を寄立ちて遮り、『此の処より来る事勿れ。』と防ぎ止め、行路を安全に守護するとともに、人生の守護をしてくださることから、人生守護の神様です。
 「八街」とは辻の義で、八街二神は国引き・地引きの要に在って、悪や禍を塞ぎ護る要塞、厄除けの神様です。
 御杖神社の祭神三座は、古来、鬼・疫病神が都や神域に入るを防ぎ止めて宮中・神宮を守護するために境界四方で行われていた道饗祭の神々であり、当地は伊勢神宮との関係が深く、また、国境の地であることから往昔の道饗祭が行われていた。

  神社拝殿にあった案内文の縁起によると・・・当社は、延喜式神明帳(927年)の大和國宇陀郡17座の神社で、式内社の格を有する古社である。
 第11代垂仁天皇の勅命により、天照大御神の御杖代(大御神を祀り、大御神の言葉を取り次ぐ斎宮)となられた皇女倭姫命は、大和國笠縫邑より神慮に叶うべき新たな宮地を求められ、道中この地に行宮を造り御休座になられた処と伝承されています。
 当社では倭姫命の杖(神に占有され掌握の境域を画する玉杖)をお祀りするところから、御杖村の村名が付けられました、
 天照大御神は伊勢に遷宮されましたが、故を以て神末村は伊勢神宮の神戸と定められ、明治初期まで五石五斗の貢米を奉献していました。社殿は、天文15年争乱のため荒廃したが、天文23年(1554年)に造営した、以後、社殿の造営を繰り返し行って、多数の棟札を現在に残しています、慶長18年(1613年)の頃には近隣32ヶ村の郷社となり、明治6年には奈良県から奥宇陀22ヶ村の郷社と定められました。

  拝殿両側のご神木は、「上津江杉」といわれていて、樹齢600年、室町3代将軍足利義満公の御世と伝えられています。


  神社のある奈良県宇陀郡御杖村神末(こうずえ)は、北は三重県名張市、東は三重県津市美杉町、、南は三重県松阪市飯高町に接しており、中世には伊賀国に属していたようで、社蔵の棟札、天文二十三年(1554年)のものに伊賀国名張上津江之宮とあります。慶長十八・九年(1613-4年)頃に伊賀国名張郡から大和国宇陀郡に編入されたと考えられます。神末の地名は、昔は神杖と書かれていたようです。御縁がないと行くことがない神社の一つのように思います。いにしえの世を思いお出かけください。

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伊勢本街道 御杖村


  奈良県御杖村は、三重県との県境で宇陀市の榛原と名張市から車で30分から40分ほどです。大自然に抱かれた別天地で、四季それぞれの美しさと人のぬくもりが感じられます。この村名は、天照大神のご鎮座される地を探して旅をした倭姫命が、この地を候補地として自らの杖を残したという伝説に名前が由来しています。

  御杖村は、大和と伊勢を結ぶ伊勢本街道が通る歴史散策のスポットであり、古来より多くの人が往来してきました。


  現在の村の人口は、2,000人ほどで過疎化が進んでいるようです。金融機関は、信用金庫が1つと、JAの支店に郵便局があります。


  伊勢参宮に向かう人にとって、御杖村は、伊勢本街道における大和国最後の宿場町であり、天保3年(1832)に太神宮常夜灯が設けられ、旅籠屋を初め飯屋・茶屋・酒蔵などが建ち並び賑わったと言われます。山のぬくもりが、長旅の疲れを癒してくれたのでしょうね。

  現代の伊勢本街道を旅する人々の「やすらぎとふれあいの空間」は、「道の駅・伊勢本街道 御杖」でしょう。平成16年にオープンして、「街道市場みつえ」や温泉温浴施設「姫石の湯」、御杖村の情報コーナーがあります。


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里山の太郎生に太陽の道


 津市美杉町太郎生は、津市の中心部から車で約1時間半もかかる、奈良県境ですが、名張市内へは、約20分ほどで行けます。過疎化のすすむ太郎生では、昨年に小学校が廃校になりますますさみしい感じがします。東に大洞山を、西に倶留尊山を望む里山で、ここは、太陽の道といわれる北緯34度32分上なので、3月21日の春分の日には、太陽が真上を通っていきます。

  太郎生には、太陽信仰にかかわりのある、国津神社があり、大国主命と9柱がお祀りされています。さほど大きな神社ではありませんが、暖かい気がするところです。
拝殿に奉納されている赤い顔のお面は、やさしそうな天狗さんのように見えますが、大国主命でしょう。


  明治40年(1907)、地域内の9社を合祀。その際、日神(ひかわ)の山王権現境内にあった石造十三重塔も移築した。この十三重塔は、制作年代不詳ですが、この地方産の石で造られ、初層の4面に薬師・阿弥陀・釈迦・弥勒の4仏が刻まれている。高さ約3.3m。国の重要文化財です。

  境内にはケヤキの巨木があります。南北に並んだ2本が根元で癒着してして1本の樹となっていて、南側の大きいほうが目通り7.6m、北側の方は4 mの大きさで、樹齢800年以上と言われていて、県の指定文化財になっています。




尖ったように見える倶留尊山(1,038m)とまーるい感じの大洞山(1,013m)を左右に見る太郎生は、旧美杉村のイメージが似合う自然豊かでのどかな癒しの里です。この里山の伝統文化が継承されていかれることを希望しています。

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