松阪市茅原町の県道と旧道の分かれ道の場所には、伊勢本街道のプレートが立てられているので、街道を歩く人が間違わないように配慮されています。昔の人は、車などの交通が発達してないので、道連れを作ったり、地元の人とコミュニケーションを楽しみながら歩いたのでしょうか。もちろん雨や風日照りや体の痛みに耐えながら苦行だったとしても人それぞれ宿願が強くあったと思います。
「伊勢本街道」は、神宮を伊勢に祀った倭姫命が大和から伊勢へ向かった際に通った道といわれており、北緯34度31分を貫くいわゆる「太陽の道」とも関連付けられることから“神意に叶う道”として西からの参宮者が多く利用した道であった。しかし、伊勢本街道は距離的に短い分、険しい山道が多くて旅人から怖いと恐れられたところが何箇所かありました。どんなに困難でも思いや願いをかなえたいと夢にまで見た神宮を目指したのでしょう。
旧道へ行くと上茅原集落の三叉路に半分埋もれた道標がありますが、気をつけていないと見過ごしそうです。ここには、常夜灯もあったのですが、山手にある茅原神社に移設されています。この辺りは蛍が見ることもできる自然豊かな山里といった風景です。日本らしい里を保存していきましょう。
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