御稲御倉は、内宮所管社で、神宮神田で収穫された稲を納めていて、神嘗祭(かんなめさい)と月次祭(つきなめさい)のときに奉下して調理し、神前に奉ります。この御倉の守護神として御稲御倉神が祀られています。
建物は高床式倉庫に近い神明造ですが、社殿に垣がないため、小さいながらも正宮同様の唯一神明造の観察ができ、特徴をよく窺い知ることができます。
今年の夏が高温多雨のせいか屋根に青々と草が生え茂っています。
伊勢市楠部町にある神宮神田では、神宮にて1年間に行われるお祭りの御料の粳米(うるちまい)と糯米(じゅまい=もち米)が、五十鈴川の水を使って育てられています。
作付面積約30,000平方メートルもある神田の稲は順調に成長しているようです。台風12号の影響で飛ばされたり倒れたりしないか心配です。
神宮神田の起源は、倭姫命がお定めになったと伝えられていて、大御刀代(おおみとしろ)または、御常供田(みじょうくでん)といわれていました。
間もなく、豊かに稔った稲穂を刈り取る収穫の儀式である抜穂祭が行われます。
新しく刈り取られた稲は、脱穀されお米として御稲御倉へ納められ、新米を最初に神様に捧げて感謝する神嘗祭に奉られます。
外宮では10月15日宵・16日暁、内宮では10月16日宵・17日暁に、新穀を由貴大御饌としてお供えされますが、関連行事は25日まで続きます。またこれに合わせて、宮中では天皇陛下が神宮御遙拝の儀などが執り行います。
伊勢では、稔りの秋を神嘗正月といいます。
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