二つの阿射加神社


  松阪市には、二つの阿射加神社あり、伊勢自動車道の松阪ICからほど近い、阿坂山の麓にある小阿坂町と大阿坂町の自然豊かな森に囲まれた静かな所で、伊勢平野の松阪市街を見渡すことができます。

  『古事記』に猿田彦神が溺れたと伝える伊勢国阿邪訶の地であり、その時に化生した猿田彦神の3つの御魂である底度久御魂(そこどくみたま)・都夫多都御魂(つぶたつみたま)・阿和佐久御魂(あわさくみたま)が阿射加神社の祭神の3座であると唱え(『神名帳考証』)、本居宣長もこの説を襲って(『古事記伝』)以来、上述の「荒振る神」の様態と、「記紀」の天孫降臨段に記す猿田彦神のそれが重なり合うことから、当社祭神3座を猿田彦神の3つの御魂と見るのが有力な説となっており、現在の両阿射加神社も、祭神として猿田彦神・伊豆速布留神を掲げています。

  神話によると、サルタヒコが、阿耶訶(あざか。現在の三重県松阪市)というところへ行った時に、海で魚を獲(と)っていたところ、ヒラブ貝に手をはさまれて海の底に沈み、溺(おぼ)れてしまいました。そこで、そのサルタヒコの神が、海に沈んでいるときの名前を「底どく御魂(そこどくみたま)」といい、沈んで行く時に海水がぶつぶつと泡立つときに名前を「つぶ立つ御魂」といい、またその海の泡がはじけるときの名前を「あわ咲く御魂」と言いうようです。

   両阿射加神社とも、阿坂山の東麓の傾斜面に鎮座していますが、「上世ハ阿坂山上」にあつたのが応仁の乱の時北畠氏が「本社ヲ今ノ地ニ遷」したとする伝えもありますから、元々、阿坂山上の同じ場所にあったと思われます。何かの事情で移すときに、二つの神社に分かれたのでしょう。


  この写真は、大阿坂町の阿射加神社のものです。小阿坂町の方は、今年の1月6日のブログに使っていますのでご覧ください。

  古代からの森を神域にしているので、とても気のいいところです。


100歳のビジョン


  伊勢市にある三重県営サンアリーナに約八千人を集め、10月4日に100歳の誕生日を迎えられた、日野原重明氏の講演を聞くことができました。神宮のお正月である神嘗祭が行われている特別な日にいらっしゃれるのは、2000年という悠久の歴史のある伊勢と100歳になられた日野原先生の運命なのでしょう。

  日野原重明氏は、1911年に山口県で生まれ、医学の道に進まれ、はやくから予防医学の重要性を指摘され「生活習慣病」とう名称を生み出され、現在も臨床医として現役であり、執筆、講演を国内外でされるスーパーマンです。80歳で東京築地の聖路加国際病院の院長になり、今は、理事長をされています。1999年に文化功労者、2005年には、文化勲章を受章されています。

  講演で日野原先生は、2000年に「新老人の会」を立ち上げ、世界中を元気にしたいという「夢(ビジョン)を天空に描く」というお話しをされました。先人から受け継いだ命を子供や孫へつなげて、大きな夢を現実のものとして心豊かに生きて行こうと考えていらっしゃいます。

 ☆ 新老人のスローガンと一つの使命
1.愛すること      To love.
 (互いに愛し、愛されること)
2.創(はじ)めること  To commence.
 (新しいことを老年になってからでも創めること)
3.耐えること      To endure.
 (耐えること、不幸や苦境に遭ってもよく耐えることで、人間としての感性が磨かれる)
4. 子どもへの接近、平和と愛を目指して 
   Approch to kids, Peace and love.
 (戦争を体験した老人が戦争による苦しみや不幸な死から学んだことを若い世代、小学生の孫たちに伝えること)

 ☆ 新老人(The New Elderly)の新しい定義
 「自立して勇気をもち 夢を追って行動する姿」
  日野原先生が、団塊の世代の人たちにいいたいのは、60、65歳ではまだ老人ではないということ。実りある人生のために上記の三つのことをしてくださいといっています。愛すること、耐えること、新しいことをする。団塊の世代は今まで会社や役所のために働いてきたので、これからはこの三つをモットーに新しいことにチャレンジしてほしい。そして、次の世代へ良い生き方のモデルを示していってもらいたいと思ってらっしゃいます。

  日野原先生は、58歳だった1970年、よど号のハイジャック事件に遭遇し北朝鮮で4日間拘束されました。助かった時、「これからが新しい人生」だと思ったそうです。なくした人生をいただいたと思い60歳からは挑戦の連続で、現在も患者の回診、会議、講演会に原稿書きと超多忙な毎日のようで、2日前まで台湾で講演、交流をされてこられました。健康の秘訣は「腹七分目と、短くても熟睡すること」といい、大きなビジョンの実現へ走り続けている姿に感銘を受け、元気をいただきました。

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三重県ご当地グルメinまつさか


  雨が降ったりやんだりする中、三重県のB級グルメが松阪市平生町商店街に集まり、その味を披露しました。鈴木英敬三重県知事が応援に駆け付け挨拶をして下さいました。そして姫路市で今年開催されるB級グルメ大会の応援の横断幕にメッセージとサインを書いてくださいました。


  松阪木綿のファッションショーが行われ、着物だけでない洋服の魅力を皆様に披露して盛り上がりました。

  山中先生のリードでモーモー体操を披露してくださいました。

  今回出場してくださったチームを紹介します。先日の東海地区豊川大会で見事優勝した、亀山市の「みそ焼きうどん」。濃厚な焼肉のたれとうどんをマッチさせた逸品です。全国でも上位入賞を目指してます。

四日市市から「四日市とんてき」。東海大会で2位に入り意気が上がっています。

 万古焼で有名な四日市のゆるキャラで、土鍋の「ポッター君」が応援に来ました。市の職員の方がお手伝いされて頑張っています。

 津餃子は、25年前から学校給食に出されていた物がB級グルメになりました。

  熊野市の「サンマ寿司」は、1番早く売り切れましたが、これからが旬です。

  名張市の「牛汁」は、伊賀肉を使ったさっぱりした出汁と焼きおにぎりの香ばしさがとてもよかったです。

      伊賀牛V3が登場して応援していました。

     松阪市は、牛肉でなく「鶏焼肉」がB級グルメです。


 津市では、来週の土日(22日、23日)に全国餃子祭りが開催されます。餃子好きの方はぜひ食べに津市へ足をお運びください。

  来月、姫路市で行われるB1グランプリの壮行会が行われ、出場する「四日市とんてき」、「亀山みそ焼うどん」、「津ぎょうざ」の3チームにエールを送りました。

 最後に、松阪の坂口代表があいさつをして幕を閉じました。お疲れ様でした。

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アロマ&フラワートレイン


   「メナード青山リゾート」と伊賀鉄道がタイアップし、2編成ある忍者列車のそれぞれ伊賀上野方1両を、素敵なセージの香りをいっぱいにした電車が走りだしました。運行期間は平成23年10月7日(金)から11月23日(水・祝)までですので、一度ご乗車してみて体験ください。

  車内には、セージがドライフラワーやポプリの入った袋が付けられていてすごーくいい香りがしていますので、癒されながら乗って行けますよ。とても気分がよくなった気がします。

  伊賀鉄道は、2007年(平成19年)10月1日に近畿日本鉄道(近鉄)から引き継いで運営している鉄道事業者で、近鉄の連結子会社です。

  近鉄大阪線と連絡する伊賀神戸駅で、近鉄電車の伊勢志摩ライナーから乗り換え、東急東横線で活躍していた1000系を改良した車両に乗り込みました。外装は伊賀忍者のラッピングがされていて、ピンク色で結構どぎつい感じですね。ブルーのラッピングもあります。


  車体だけでなく、車内ドアのにも忍者のラッピングが施されています。

  座席はセミクロスシートで、1両に8人分の固定クロスシートがあります。

  床は、石畳のラッピングがしてあり、城下町・伊賀上野の風情です。



  自治体の名前は伊賀市になりましたが、駅名は上野市のままです。

   駅構内に忍者が潜んでいますので、気を付けてくださいね。

   伊賀鉄道の本社がある上野市駅舎は、三角屋根の独特の建物で、1日の乗降客は、約2500人ほどです。駅前には、松尾芭蕉翁の像と上野産業会館前にバスターミナルがあり、定期バスだけでなく大阪、名古屋、東京への高速バスが発着します。


  不動産会社のラッピング電車や近鉄色車両もありますので、アロマ&フラワートレインにご乗車されたい方は、伊賀鉄道のホームページや電話で確認してください。http://www.igatetsu.co.jp/2011/10/post-122.html
TEL 0595?21?3231 上野市駅でご確認してください。

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芭蕉祭が命日


  旅に生き、旅に死んだ漂白の詩人、松尾芭蕉翁は元禄7年(1694年)10月12日、51歳で亡くなりました。その翌年から、伊賀上野では毎年、翁の遺徳を慕う者が集い、「しぐれ忌」が営まれてきました。その後、昭和22年からわが国の詩歌史上に「俳諧」という庶民詩を確立した芭蕉翁の偉業を顕彰するため、「しぐれ忌」は「芭蕉祭」へと改められました。

  上野公園に俳聖松尾芭蕉を顕彰するために建てられた壮大な殿堂の俳聖殿は、木造檜皮葺き屋根の二層の塔建てで、初層は八角、二層は丸型という八角重層塔建式の特殊な構造の建物です。旅に生涯をおくった漂泊の詩人芭蕉翁の旅姿を象徴しています。二階の屋根は旅笠、「俳聖殿」の文字(故川崎氏の書)辺りは顔、一階の八角型の屋根は衲衣(着用していた衣服)の肩から腰の姿、その屋根を支える周囲の柱は足と杖を表しています。

  俳聖殿内には伊賀焼の芭蕉翁座像が安置されています。原型は芸術院会員の故長谷川栄作氏が製作、伊賀焼の研究家としても知られる故川崎克氏が自ら築いた伊賀窯をもって焼き上げたもので、等身大の伊賀焼はかつての陶窯の歴史に例を見ない大作であり、穏やかな風貌の瞑想像は陶芸芸術の傑作といわれています。


  10月12日の芭蕉翁の命日にはここで「芭蕉祭」が挙行され、翁の業績を称え遺徳を偲ばれます。そして、全国から応募された俳句や連句が芭蕉翁像に奉納されるほか、「芭蕉祭」創設時からの選者献詠句並びに特選句、俳文学研究の優秀著作に贈られる文部大臣奨励賞の懸額もここに 永久保存されています。この全国俳句大会や芭蕉翁遺跡参観などは、山都伊賀上野にふさわしい、文化薫る歴史のまちの象徴といえるでしょう。旅人と建築をひとつのものとして表現した日本でも類例のない俳聖殿は、建築美術の上でも傑作といわれます。

  松尾芭蕉翁は、寛永21年(1644年)に現在の三重県伊賀市に生まれました。伊賀上野でも熱心に活動していた窪田政好・保川一笑らから俳句のてほどきを受けた芭蕉は、20歳になる前に京都の北村季吟に師事して本格的に俳諧の道へ進みました。旅の作品を作り始めまたのが41歳からで「野ざらし紀行」、「更科紀行」、「奥の細道」、「嵯峨日記」等です。


      1644年の芭蕉翁生誕の場所は史跡に指定されています。

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