宮の谷渓谷の風折の滝は、紀伊山地の1000m級の山々が迫る櫛田川の上流の蓮ダムからさらに上った蓮川の水源部で、室生赤目青山国定公園一部でもあるのです。四季折々の自然を満喫できるところですが、冬は、人を寄せ付けない厳しいところです。
登山口から、水越谷の出合までは、道が整備されていて、途中の蛇滝などの沢山の滝や豪快な渓谷の景色の写真を撮ったり、風景を楽しみながら、約1時間です。そこから、風折の滝までが難所で、大岩をよじ登ったり、川を歩いたりと道なき沢を滝に向かいます。
勇者6人、冬の宮の谷渓谷、風折の滝を目指しましたが、雪と岩に大苦戦!
大自然の造形美と迫力に圧倒されながら進んでいきます。
冬の厳しい寒さで、滝には氷柱が下がっていて雪と氷におおわれてます。
渓谷の川に歩道の橋が造られ、岩の間をくぐり抜けていきます。
上流へ進むと雪が深くなり、約1時間で、風折の滝と高滝の水が合流する出合に着きました。道が整備されている道のりでしたが、かなりしんどいです。
ここから、風折の滝まで、どんなに大変か想像もしていませんでした。
出合からは、道がなく沢の岩を伝いながらの登っていきますが、大岩が行く手を阻み、凍りついた岩をロープを使ってよじ登ることになります。
1年に1人か2人は落ちて亡くなると聞きましたが、一歩間違うとただでは済まないことを実感しました。岩だけでなく雪と氷の高い崖沿いもあるので、気を抜くととができず慎重に一歩一歩行かなくてはなりません。落ちて骨折しても、誰も背負って降りることができません。厳しい!
出合から命がけで約1時間で、風折の滝に辿り着くことができました。そして、落差70mの滝は、氷瀑となり素晴らしい造形美を見せてくれ感動します。冬ならではのご褒美です。
氷の大自然芸術でしょう!
氷が何重になり青く輝いています。
風折の滝は、高滝の大水量に比べ少なく、風になびく様子からつけられた名前です。
風折の滝から、登山口への帰路も登り以上に難所になるところがいくつかあります。慎重になりながらも滑り落ちるように降りてきましたが、約2時間かかりました。初心者コースと聞きましたが、なめてはいけません。
紀伊山地の原生林の中を幽谷となす奇岩や美岩がある宮の谷渓谷は、奥香肌峡の絶景を見せてくれるパワースポットです。
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