津は徳川家康の信任が厚かった藤堂高虎が慶長13年(1608)に津城主となり、城を大改修して城下町を整備しました。その際、海岸近くを通っていた伊勢街道を、城下に引き込んで津を宿場町としても発展させたのです。江戸時代は、五街道をはじめとして全国の交通体系が整備されましたので、江戸や京から伊勢へ向かう途中にあたる津は、伊勢参宮の人々で大いに賑わい、「伊勢は津でもつ、津は伊勢でもつ」といわれるほどでした。
津は、中世に日本三津の一つと言われるほど、湊として繁栄していましたが、明応7年(1498)の大地震で大きな被害を受け、湊も浅くなってしまい、復興しないまま昔日の面影が無くなったのですが、地震前の町に4,000?5,000軒もの家があったと伝えられています。
江戸前期、津の城下は、津領新町(弁財町)の南端、閻魔堂(真教寺)辺りを町はずれとしていたので、角町の守護として二代藩主藤堂高次が建立したもので、本尊は閻魔大王坐像です。
悪霊や疫病が津の町に入らないようにとの願いもあって、天和2年(1682年)閻魔大王坐像が据えられたということで、エンマ堂の愛称で知られていて、前には「エンマ堂」というバス停留所もあります。正式名は、天台宗阿古木山眞教寺です。
閻魔天(えんまてん)は一般に閻魔大王の名前で知られています。八方天及び十二天の一で、方角としては南方に配置されています。インドではヤマといい、元々は世界で最初の人間であり、結果的に最初の死者であり、最初に冥界に行った人物とされ、そのまま冥界の王になったとされます。また、最初の人間であるということから祖霊の王ともされます。ヤマは水牛に乗り、手に人頭の幢(とう)を持つ姿でよく描かれています。
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