松阪市の東部、斎宮に近いところに、太古の昔から変わらぬ姿であり続ける神の森があります。ここには、伊勢神宮で春と秋に行われる「神御衣祭(かんみそさい)」にそなえられる絹布(和妙・にぎたえ)と麻布(荒妙・あらたえ)を織る二つの機殿神社(はたどのじんじゃ)なんです。
神服織機殿神社(かんはとりはたどのじんじゃ)は、絹布(和妙)を織り、神麻続機殿神社(かんおみはたどのじんじゃ)が麻布(荒妙)を織り奉ります。
5世紀頃、大陸から紡織に優れた一団が移り住み、伊勢神宮の衣縫を担う服部神部(はとりかんべ)として織物地帯を形成していました。この名残は、機殿(はたどの)、御糸(みいと)、服部(はとり)、神部(じんぶ)という地名や苗字にもうかがえます。
15世紀にインドから木綿が伝わり、松阪地域は雨が多く土壌に水分が多いところであったのと、近くの海で大量にイワシが獲れたのでそれを肥料として、木綿栽培に適した土地となりました。そして16世紀には、古代からの高度な織物技術が融合して「松阪もめん」が生まれました。
安南(ベトナム)からは、柳条布という柳の葉の葉脈のような細い筋模様で、「千筋(せんすじ)」や「万筋(まんすじ)」などと呼ばれる松阪木綿の最も古典的な柄が伝わり、そこに松阪女性の高度な美意識があわさり独特の縞柄ができたのです
江戸時代、このあたりで綿織物が多く作られ松阪木綿 伊勢木綿として、江戸をはじめ全国で売られ、松阪商人が活躍する時代を迎えました。
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