松阪に実りの季節
今年の稲の生育は、順調のようです!松阪郊外の堀坂山を望む水田地帯も収穫の時期を迎え豊作のようですね。
雨量が少なく、太陽の光に恵まれて暑いくらいですが実りにはいいんです。
黄金色に一色になった水田を見れるのは、1年でこの一時だけなので気持ちが高ぶります!
「実るほど頭をたれる稲穂かな」
松阪米コシヒカリの新米がもうすぐ食べられれると思うと楽しみです。
黄金の道をドライブできる喜び
四萬六千日会式
8月9日のお通夜から翌日の朝参りをすると、四萬六千日分の御利益があると言い伝えられている、岡寺山継松寺の縁日です。
岡寺山継松寺は、奈良時代に聖武天皇の勅願により行基が創建したと言われていて、聖武天皇42歳の厄年の際に、継松寺のご本尊の「如意輪観世音菩薩」を宮中にお奉りし祈願した後、再び松阪に戻して安置したことから厄除け観音として地域に定着したものです。
竹に入れたろうそくを点灯させ、東北大震災への慰霊をしています。
夜ろず市や癒しの灯り展、星☆あかりコンサート、ゆかたDEミズ・なでしこ姫選考会など楽しいイベントたくさんありました。
浅草のほうずき市が思い浮かび赤い実が美しい!
お参りいただきました皆さんが、ご縁をいただきご利益がありますように!
浜田市と石見神楽
島根県浜田市は、松阪の3代目城主であった古田重治が、江戸幕府の命により転封となり、新しく城を築き町を整備して初代浜田藩主になったところで、深いご縁がある町なのです。
第12代浜田藩主松平康定は、国学を好み伊勢参りの際、松阪で本居宣長から「源氏物語」の講釈を受けました。この時お土産に渡した「駅鈴」は、隠岐島の玉若酢命神社にある国の重要文化財の「駅鈴」を模したもので、松阪駅前にモニュメントとして置かれくらい松阪で親しまれています。
浜田といえば、石見神楽が盛んで、50以上もある社中が、30種類を超える演目を毎夜どこかで演じています。
大阪万博での上演を機に石見神楽は全国に知られるようになり、海外公演も幾度も行われ、日本文化の交流にも一役買ってきました。「大蛇」を含めそのスケールの大きさとダイナミックな動きで絶賛を得ています。例祭への奉納はもとより、各種の祭事、祝事の場に欠かすことのできないものとなっており、広く誇れる郷土芸能です。
石見神楽の起源は、定かではなく近世以前とされていますが、文化文政期の国学台頭とともに古事記・日本書紀を原拠とする神話ものが加わり、演目も豊富で極めて多彩です。
もとは、神の御心を和ませるという神職によっての神事でしたが、明治政府から神職の演舞を禁止する達しが出たことにより、土地の人々の手に受け継がれ、民俗芸能として演舞されるようになったようです。そのリズムは、石見人の気性をそのままに、大太鼓、小太鼓、手拍子、笛を用いての囃子で演じられ、神話の世界に引き込まれていきます。
浜田市の駅前のシンボルは、「どんちっち」神楽時計!。「どんちっち」とは、子どもたちがお囃子のリズムから「石見神楽」のことを「どんちっち」と呼ぶことにちなんだものからだそうです。
朝8時から夜9時までの毎正時になると土台部から囃子手(はやして)が登場し、5分間お囃子を奏でている間に大蛇が霧を吐きながら暴れているのを須佐之男命が見事大蛇の首を討ち取るというものです。
水産都市の浜田と農産の町、松阪のこれからも交流が続くことを願っております。
出雲大社のご遷宮
縁結びの神様として知られる大国主大神をまつる出雲大社は、60年に一度ご遷宮が行われていて、平成25年5月10日には、大国主大神が修造の終わった御本殿にお還りになる「本殿遷座祭」も無事終了し、その後様々な奉祝行事・記念行事が執り行われています。
日本一大きいといわれる神楽殿にかけられている大しめ縄が有名です。
昔から、しめ縄にお金をはさむと良縁があると信じられているようです。今は、禁止になっていますが、それでも投げ込む人がいるようです。
平成20年4月に、御祭神である大国主大神が御本殿から御仮殿に御遷座される「仮殿遷座祭」が執り行われました。そして翌21年から、御本殿のみならず摂社・末社も、修造工事が進められてきました。
御本殿の修造は、大屋根檜皮(ひわだ)の撤去、野地板の修理などを経て、新しい檜皮による葺き作業も平成24年3月に完了し、同年夏には、修造期間中御本殿を覆っていた大きな素屋根が取り除かれています。
出雲大社では、毎年、旧暦10月10日に八百万の神々をお迎えする神迎祭があります。神々は、龍蛇神の先導で海から稲佐の浜に上陸され、「神迎えの道」を通って出雲大社へ向かいます。
旧暦10月11日から17日までの7日間、集まった神々が様々なご縁を神議(かむはかり:会議)されるお祭りが神在祭です。
八雲立つこの出雲大社には、なにか巨大なものの気配があり厳粛な緊張感があります。
縁結びの神・福の神として名高い『出雲大社』は、日本最古の歴史書といわれる「古事記」にその創建が記されているほどの古社で、近年は、パワースポットとして多くの人が参拝に訪れます。
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