松阪市嬉野町権現前では、古来より畦豆として伝えられてきた糖度は高いが、大規模栽培が困難な品種の「美里在来」を三重大学とともに研究し可能にしました。これから作られた豆腐は「嬉野とうふ」としてブランド化して販売しています。
平成10年に34戸の農家が集まって「権現前営農組合」を設立して、別々に生計を立てていた農家が地域経営に乗り出し始めました。
まずは、米のブランド化をして「ごんげん米」と命名しました。平成13年から地元のとうふ製造業者と提携して、大豆の集団栽培を開始しました。
「嬉野とうふ」は、地元産の大豆を野瀬商店さんの技術によって、新鮮な大豆をコクやうまみ、甘さはもちろんのこと、もちもちとした食感としたことが特徴です。
新鮮な大豆がとうふのうまさの基本です。地元の権現前営農組合との契約栽培をして、目の前の畑で採れた大豆でとうふを作っているので美味しいんです!
平成17年には、地産地消市場「ごん豆」を立ち上げ、営農組合が生産する「ごんげん米」と、野瀬商店のとうふ、それに各農家が生産する新鮮な野菜などの販売を始めました。