竜神拝所に土器投げ


  滋賀県、琵琶湖に浮かぶ竹生島は、古来から信仰の対象となった島で、神の棲む島とも言われ、都久夫須麻神社(竹生島神社)、宝厳寺(西国三十三箇所三十番)があります。竹生島神社は、明治の神仏分離令に際して弁財天社から改称しました。竹生島は、長い年月の間、神仏習合の聖地であったことから、分離の際には、混乱があったようです。

  宝厳寺から国宝に指定されている舟廊下を渡ると竹生島神社へとつながっています。


  都久夫須麻神社(竹生島神社)の本堂は、国の重要文化財の国宝に指定されるほど、歴史的文化的に貴重なものです。もともと弁財天様をお祀りしていた宝厳寺の本堂で、伏見桃山城束力使殿を移建したと伝えられています。明治時代の神仏分離政策により、宝厳寺の取り壊しを伝えられましたが、全国の崇敬者の強い要望もあり、弁財天像を観音堂(のちに塔頭妙覚院座敷)に遷座、本堂を都久夫須麻神社本殿とし、一応の妥結がなされました。

  本殿の先には、琵琶湖の湖面に向けて竜神拝所が鎮まっています。



  2枚の素焼きの皿(かわらけ)を300円で購入して、1枚に自分の名前を書き、もう一つに願いを書き皿を琵琶湖に突き出た鳥居をくぐらすように投げます。うまくくぐると願いはかなうといわれています。結構、難しいかもしれませんが、大量の皿たちはどうなるのでしょうか。

  竜神様に平和をお祈りしましょう!

  今、自分の願いをかなえることのできるとても強いパワーをいただける水の神様が棲む竹生島への巡礼にいい季節ですね。


水の神様が棲まう島


  竹生島宝厳寺(ほうごんじ)は、神亀元年(724)聖武天皇が夢枕に立った天照皇大神より「江州(こうしゅう)の湖中に小島がある。その島は弁財天の聖地であるから、寺院を建立せよ。さすれば、国家泰平、五穀豊穣、万民豊楽となるであろう」というお告げを受け、僧の行基を勅使としてつかわし、堂塔を開基させたのが始まりです。
 行基は早速、弁財天像を彫刻し、本尊として本堂に安置。翌年には観音堂を建立し、千手観音像を安置した。これが現在の西国三十三観音霊場第三十番札所の観音堂(重要文化財)とです。

  観音堂の唐門は、慶長七年(1602年)には、太閤豊臣秀吉の遺命により、秀頼が豊国廟より移築された豪華絢爛といわれる桃山様式の唐門の代表的遺構で、内部は千手観世音菩薩を納めた観音堂です。

  明治元年(1868年)に発布された『神仏分離令』により大津県庁は、この宝厳寺を廃寺とし神社に改めよという命令が下りましたが、全国数多くのご信者皆様の強い要望により廃寺は免れ、本堂の建物のみを神社に引き渡すこととなり本堂のないままに仮安置されていました。そして昭和17年、現在の弁財天本堂が再建され鎮座されています。


  毎月15日は弁財天様のご縁日です。弁財天様は古来より「芸能向上」「商売繁盛」の御徳が大きいと言われています。又、ご縁日にご祈願をすれば、その願いはより成就すると伝えられています。


  お堂の中には、お守りやお札とともに、願い事を書い紙をつめてある小さい「だるま」が奉納されているのが目に入ります。

  弁財天本堂の前では、不動明王様がお守りされています。


  本堂正面の石段を登ったところに三重塔と宝物殿があります。三重塔は、1484年に建立され、江戸時代初頭に落雷で焼失。約350年間にわたって不在であったが平成12年(2000年)に再建されたものです。宝物殿には、弁財天様や貴重な書物が展示されています。現在の大河ドラマでも紹介されたように、浅井家では弁財天を深く信仰しており、茶々や江は竹生島に度々、使者を派遣して祈願をさせたといいます。

  空海や最澄も宝厳寺へ修行に訪れた記録があります。古来より多くの僧侶や武士など多くの人々が信仰の島として巡礼に訪れています。

  宝厳寺本殿までは、港から「祈りの石段」と呼ばれる165段の長い石段が続いています。
 この地で修行を積んだといわれる弘法大師直筆の書や、かつて長浜を領地とした豊臣秀吉が書いた書状など、見どころ満載です。
 竹生島神社の神殿は、きらびやかな装飾が施された建物で、秀吉が当時の粋を集めて作ったと言われています。
 日本三大弁財天の1つ大弁財天を祀る宝厳寺や、竹生島神社があり、かつて浅井家だけでなく織田信長や豊臣秀吉など、戦国大名も参拝したという霊験あらたかな島でもあります。

  長浜、彦根、今津など船で30分ほどのクルージングを楽しみ、聖地、竹生島でパワーをいただきましょう。
 <※入島料として、おとな400円、子ども300円が船代のほか必要です>

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お多賀さん


駒場公園の洋館


  東京の目黒区にある駒場公園は、加賀百万石の当主だった旧前田家の前田利為侯爵駒場邸跡です。
 前田侯爵がこの地に邸宅をかまえたのは昭和のはじめのことで、明治11年設立した駒場農学校(後の東京帝国大学農学部)が本郷に移転したので、その跡地を、第一高等学校(現東京大学教養学部)、東京農業教育専門学校(東京教育大学農学部、現在の筑波移転跡地)とともに分割使用したものです。
 建物は、昭和初期の和洋両建築の粋を集めたもので、化粧レンガやタイル張りのほどこされた洋館は昭和4年に造られ、芝生の広場が設けられました。

  イギリス後期ゴシック様式の流れを引くチューダー様式の建物では、華々しい社交の場となったようです。しかし、この優雅な豪邸も、第二次大戦中に前田侯爵が、昭和17年ボルネオ沖での不慮の死のため、私人の手に渡り、終戦とともに占領軍に接収されました。
 昭和32年10月に接収が解除されるまでの12年間は、連合軍司令官の官邸などとして使われました。現在の公園は、昭和42年に東京都が公園として開園したもので、昭和50年4月から目黒区に移管され憩いの場として親しまれています。


  30年ほど前には、授業がない日や休日よく利用させていただいた公園です。今も変わらずゆったりした時間が流れる場所のままなのにホッとしました。本当に新緑の季節がいいですね。

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絶品!さわ餅


  『さわ餅』は、伊勢神宮の別宮、志摩市磯部にある伊雑宮(いざわのみや)で毎年6月に行われる日本三大御田植祭のひとつである、伊雑宮御田植祭の竹取り神事にちなんで名づけられ、縦に並べた姿が竹笹に似ていることから笹餅が訛って『さわ餅』となったと言われています。
伊勢地方のお祝いの時や、お土産にと江戸時代より親しまれてきたそうです。
 松阪でもポピュラーで、餅を食べるというと「さわ餅」が出ます。

  松阪で「さわ餅」をいただける店が数店ありますが、伝統と味において絶対おすすめの老舗店があります。岡寺山の門前にある「伊賀屋」さんです。創業は文政2年と古びた看板に書いてある通り、1819年の江戸末期で、今も変わらず「さわ餅」のみを作って販売しています。


  厚みのあるお餅ですが、米の風味があるしっとり柔らかく歯ごたえもある匠の技です。つつまれている餡子は、小豆のうまみを残すためか、時間をかけず仕込まれて粒がしっかりしていますが、素晴らしい旨味を感じられます。よもぎ餅も優しい香りと味わいで、白餅と両方いただくと幸せになります。

  なんと毎日、午前中(11時頃)に売り切れるので、なかなか食べれないのが、幻の「さわ餅」として希少価値で人気を呼んでいるようです。また、店舗の場所も知る人ぞ知るという感じで、隠れた秘密のお店のようにになっています。店前に立つと川北店主が、商売熱心でないと思ってしまい、初めての人は、渋すぎて注文できないかもしれません。


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