八十八夜摘み新茶の引渡しが始まって1週間近く経ちました。新茶の風味はいかがだったでしょうか?
毎年皆様のお声を戴くまでは、結構ドキドキしています。
今年の「金」と「銀」に関しては、風味の違いを大きく変えてみました。感じられましたでしょうか?
「金」は新茶の持つ甘みを全面的に感じていただく茶葉。口に含んだ瞬間から濃厚でやさしい甘みが口に広がり、しばらくこの甘みが残ります。
「銀」はまるで新茶時期の茶園にいるかのような爽やかさを感じる口当たりに、やがて旨みと甘みがゆっくり感じられる茶葉。
どちらもこの時節にしか感じられない風味であり、飲後もしばらくの間口の中に旨みが残るため、唾液の分泌が止まらないですね。
今年は2品種の各2種類、計4種類の茶葉をブレンド。
それぞれの特徴を知り、2品種の茶葉を2:8、3:7、4:6、5:5、6:4…というように試験していきます。最終的に配合率を決めます。そしてできた2品種ブレンドを、さらに他の2品種ブレンドと同じように試験していきます。
このようにして、今年の「八十八夜摘み新茶」は3日間をかけて選定しております。4種茶葉ブレンドは、それだけ納得いくまでが難しかったという事です。
画像はその試験の様子です。この作業を決着するまでひたすら繰り返すだけです。
追加購入されるお客様が多いため、例年通り今年も各50個ほど余分にご用意させていただいておりましたが、残りも少なくなってきましたのでお早めにお越しください!
そして明日からは、本格的に地元・松阪産、三重県産の新茶が始まります。