紀伊山地の奥深く玉置山に鎮座する玉置神社は、神武天皇御東征のときこの地で兵を休め「十種神宝(とくさのかんだから)」の「玉」を鎮め(置き)武運を祈願されたことから玉置(たまき)の名前の由来となっています。
世界遺産大峯奥駈道の「修験道の聖地」十番目の行場として今も行者たちが訪れ、修行を行います。修験道の開祖である「役の行者(えんのぎょうじゃ)」、弘法大師、天台宗の智証大師もこの地で修行されてました。
「大和なる(古代は熊野じゃった)玉置の宮の弓神楽(ゆみかぐら)弦音すれば悪魔退散」と詠まれ、全国的にも珍しい「悪魔退散」という特殊なご神徳があり、古くは皇族の方の悪魔祓いが行われていました。
玉置神社は、玉置山(1076m)の頂上近く標高1,000m付近に鎮座しておられ、 神仏習合の時代境内には別当寺の高牟婁院をはじめ7坊15ヶ寺があり熊野三山の奥の院とされていました。
社務所及び台所と梵鐘は、国の重要文化財に指定されています。
1959年(昭和34年)、国の重要文化財(工芸品)に指定された梵鐘は、総高84.2センチメートル、口径46.8センチメートルの小型のものです。上帯は無文で、下帯には唐草文を表し、乳の間には小振りの乳(ち)を縦3段に鋳出する。乳の間には梵字で陀羅尼、光明真言等を表し、末尾に「応保三年癸未三月三日甲午」(1163年)の銘があります。頂部の竜頭を、2つの撞座(つきざ)を結ぶ線と直交する位置に設けるのは、奈良時代から平安時代にかけての梵鐘にみられる形式です。
襖は、杉の一枚板を使っていて、狩野派の狩野法橋・橘保春の筆による豪華な花鳥図が描かれています。どれも素晴らしいです。
境内には天然記念物の老巨杉郡(神代杉・常立杉・磐余杉・大杉などの)樹齢3000年の御神木が叢生しており、清浄な空気と荘厳な世界に圧倒され、太古の世界から宇宙へと思いを抱きます。
3万平方メートルの玉置神社境内は永らく聖域として伐採が禁じられていたため、温暖多雨の気候と土壌に恵まれ、樹齢3000年の巨樹林となったようです。
神武東征の折、玉置山で兵を休めた神武天皇は、玉石の上に神宝を置いて勝利を祈ったと伝えられています。
聖域である玉置山は、山頂を除く標高1000メートルから1040メートルにかけて枕状溶岩堆積地があり、海底火山の噴火により玄武岩質の溶岩が水中に噴出して急速に冷却・固化したことにより生じた、不規則な楕円状または曲がった丸太状の形状をした溶岩が一帯に露頭しています。こうした溶岩性の地質により、玉置山の標高800メートル以上の植生はブナ林帯であるにかかわらず、山頂付近のみはスギ、ヒノキ、モミ、ツガなどの針葉樹と、ブナ、ミズナラ、アカシデといった落葉広葉樹が混在するようです。こうした地質と特異な植生からなる景観こそが、玉置山を霊地とし、宿を成立せしめたのでしょう。
大地創造のエネルギーが詰まったこの地は、紀伊半島最大のパワースポットの一つであり、心身を浄化し、最高の癒しと心の安らぎいただき、最強のパワーをもらえます。
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