かなえ滝の待受け画面


  道啓きの猿田彦大神様をお祀りする椿大神社の別宮であります椿岸神社の境内を流れる『かなえ滝』を携帯電話の待ち受け画面にすると、恋愛運がアップするそうです。

  かなえ滝は、金龍明神の滝からの流れで、本来の滝がこの奥にあり、容易に見学、祈願できるように作られました。
 この水は、神水とされ、清く柔らかで昔より万病に効く薬水とされていますから、酌で飲んでみるとご利益があるかもしれません。

  恋愛運を上げたい方は、待受け画面にご利用ください。


  手水舎の龍の口から出る水のなんとも清らかで透きとおったきれいなことに感動しました。神様からの恵みの水なのですね!

  「かなえ滝」と同じ神水ですから、願うばかりでなく、感謝を忘れず、穢れを落として清らかな気持ちでお参りしましょう。

  猿田彦大神の奥様にあたる、天之鈿女命(あめのうずめのみこと)が祀られていて、芸事や縁結びのご利益があります。俳優 (わざおぎ)、神楽、技芸、鎮魂の祖神(おやがみ)と仰がれています。

  境内にある「招福の玉」は、縁結び、夫婦円満、招福導きの玉です。この玉を3回なでながら、「祓へ給へ、清め給へ、六根清浄」と3度唱えてお祈りすると、心の中に幸せを招き念願が叶えられるとのことです。



  芸の道に精進される人が、常に新たな気分で芸の修行・稽古に励むことができるように、古くなった扇を納め、さらなる上達を願って参拝するところが「扇塚」です。朱色の真新しい建屋に扇が祀られ、いくつもの扇子が奉納されています。

     たくさんのいいことがある椿岸神社です。

  天之鈿女命は、天岩戸の前で神楽を踊って八百万神が大いに盛り上がり、天照大神が現れ明るく平和な世が戻って来ることに貢献しました。それで、元気でおおらかな女性の鏡とされてきました。生涯の美しさを求める女性にとっては勿論ですが、あらゆることから自立し誇りを持って自ら生きようとする人にとって極めて大切な神様ですね。

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天鈿女命?椿岸神社


  三重県鈴鹿市の椿大神社別宮である椿岸神社(つばききしじんじゃ)は、猿田彦大神の妻神である天鈿女命(あめのうずめのみこと)がお祀りられています。芸道の祖神としてだけでなく、縁結び、夫婦円満の神様として信仰されています。

  「アメノウズメノミコト」は、古事記では「天宇受売命」、日本書紀及び古語拾遺では「天鈿女命」と記されています。
 古事記によると、天照大御神が天岩屋戸に籠もり世界が暗闇になったとき、天宇受売命は、天香具山の日陰蔓(ひかげのかずら)を襷(たすき)にかけ、真拆葛(まさきのかずら)を髪に纏い、天香具山の笹の葉を束ねて手に持ち、天岩屋戸の前に桶を伏せてこれを踏み鳴らし、神懸かりして、胸乳をかき出し裳の紐を陰部まで押し下げ歌舞をし、神々の笑いを誘ったことにより、天照大神の心を動かし、岩戸開きにいたったことから芸の祖神といわれています。
 また、天孫降臨に際しては、天照大御神、高木神から、あなたはか弱い女であるが、向き合った神に対して気おくれせず圧倒できる神であるからと言われて、天八衢(あめのやちまた)にいる神(猿田彦神)に名を問う役を命ぜられ、見事に聞き出し、天孫降臨に貢献しています。そして、天児屋命(あめのこやねのみこと)・布刀玉命(ふとだまのみこと)らとともに、合わせて5つの部族の首長を加えて天下りし、天鈿女命は「猿女君」(さるめのきみ)らの祖神であるとある。


  天鈿女命とういう女神は、天照大御神を太陽と見立てて、太陽の活力の復活を願い、冬至の日における太陽再生儀式に携わる猿女君の姿の投影ともいわれ、祭祀の儀礼の起源とされています。また古事記、日本書紀に見られる「笑う」は、単純な笑いではなく、悪魔を退散させるなどの呪術的所作であるとされる。天鈿女命は、日本書紀では「気後れしない神」、また古語拾遺では「睨み勝つ神」として描かれており、特異、特別な顔面を持つ神と思われますが、一般的には、宮中に奉仕し、主として「神楽」のことに携わった女性で、神楽や芸能の神とされている。なお、天宇受売命の「宇受売」は、「かんざし」の意味で、髪飾りをして神祀りを行う女神、更には神懸った女性の神格化とする説があります。

  椿岸神社の境内には、小さな川が流れていて「かなえ滝」があります。この滝を携帯電話で撮影して、待受け画面にすると恋愛運がアップするらしいです。
 また、椿の花をかたどった「椿恋みくじ」がありますので、引いてみてください。これには、伊勢物語に出てくる恋の和歌一首と、恋愛アドバイスが書かれています。さらに、椿さんや巫女さんのチャームまで入っていて、巫女さんのチャームにあたると縁起がいいので、お守りとして大切の身に着けておくといいようです。

  三重県内で「椿岸神社」以外で天鈿女命をお祀りしているのは、伊勢の猿田彦神社の別宮「佐瑠女神社」です。ともに「鎮魂の神」「芸能の祖神」として、俳優(わざおぎ)芸事をはじめ、あらゆる芸道の向上、また、 縁結び・夫婦円満の守護に霊験あらたかとして、信仰されています。お時間を作って両神社をご参拝いただくことをお勧めします。

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猿田彦大神と猿女君 


 猿田彦神社の境内にある佐瑠女神社(さるめじんじゃ)は、芸能の祖神、「わざおぎ(俳優)の神」として「たましずめ・たまふり(鎮魂)」の鎮魂の元祖と称されている天宇受売命(あまのうずめのみこと)がご祭神です。
  アメノウズメノミコトは、日本神話に登場する女神。「岩戸隠れ」のくだりなどに登場する芸能の女神であり、日本最古の踊り子と言える。古事記では天宇受賣命、日本書紀では天鈿女命と表記されています。

  天照皇大神の孫であるニニギノミコトが天孫降臨し、高天原から高千穂へ降り立つまでの道先案内をしたのが猿田彦です。この彼に出会ったときに、天のご一行様の中から、最初に「そなた何ものぞ?」と話しかけたのが、佐瑠女=アメノウズメです。そして、猿田彦は、道先案内を命じられることになるわけです。ともにニニギノミコトを高千穂まで、お連れします。その後、アメノウズメはサルタヒコの名を明かしたことからその名を負って仕えることになり、猿女(サルメ)君の祖神で妻になったと言われています。


  天宇受売命は、元気でおおらかな女性の鏡とされ、生涯の美しさを求める女性、自立して誇りを持ち自ら生きようとする人にとって極めて大切な神であり、「 縁結び 」の女神としての信仰もあつい。

 伊勢市の猿田彦神社にお祀りされている猿田彦大神は、天孫瓊瓊杵尊(てんそんににぎのみこと)が天照大神より三種の神器を授かり天降られるとき、天(あめ)の八衢(やちまた)にお迎えして途中の邪悪を祓いながら道案内を申し上げ、また垂仁天皇の御代、倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神の御鎮座の地を求められたときも御神徳を示され五十鈴川の川上に導かれました。この為に古来より善導の神として開運招福、家内安全、交通安全の守護神として信仰され、魂を導き甦(よみがえ)らせる御神威により甦りの神と称されおります。また古来より、土地を領する地主神と云われ、土地の邪悪を祓い清め災厄を除く福寿の神として信仰されております。

  お賽銭箱のすぐ横に、可愛いおみくじが置いてあります。おみくじをひいたり、恋愛祈願したりしに、神社めぐりする女性が多いのでしょうか?男の人もひくかもしれませんね・・・。インターネットでも縁結び神社関連のページのアクセスが多いようです。佐瑠女神社、恋みくじは、200円。

  本殿の堅魚木・欄干をはじめ、佐瑠女神社神殿、大鳥居、手水舎の柱などは、 すべて八角になっています。今度、参拝にいかれたらじっくりとご覧になってください。


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  猿田彦神社では、大神の子孫は宇治土公(うじのつちぎみ)と称し、以来、永く玉串大内人(たまくしおおうち んど)という特殊な職掌に任ぜられ、伊勢の神宮に奉仕してきました。大神の 御神徳を仰ぐ崇敬者は全国に広く、方位除、地祭、土地開発、開業、災除、家 業繁栄、交通安全、病気平癒、開運などの御祈祷が連日行われています。

  拝殿正面の中央には、昔の神殿跡を印し、方角を刻んだ八角の「方位石(=古殿地)」があります。八角は方位を意味し、方位除のご神徳がある猿田彦神社にちなんだものでしょう。


猿田彦大神 総本社 


  鈴鹿市にある椿大神社は、昭和10年、内務省の調査により、この神社が日本のすべての猿田彦大神を祀る神社の総本社に認定されました。

  『延喜式』神名式に伊勢国鈴鹿郡、椿大神社と記される式内小社。そして伊勢国一宮とされる。ご神体である入道ヶ嶽・椿ヶ嶽の麓で伊勢平野をはるかに見渡す地に鎮座しています。
 創祀は、社伝では垂仁天皇二十七年。前年に皇大神宮を定めた倭姫命が神託によりこの地に猿田彦大神と、その相殿神として瓊々杵尊(天孫降臨した皇孫)・栲幡千々姫命(瓊々杵尊の母神)を社殿を建てて祀らせたとする。
 猿田彦大神は、天孫降臨にあたって天の八衢で皇孫を出迎え道案内を行った神で、導きの神、また別名を岐神(ふなどのかみ)といい、境界の神として信仰を集めています。『日本書紀』に記される魁偉な容貌から、天狗の原型ともいわれる。

 猿田彦大神のご神徳は、往古より天照大神の幽契による御旨を地上に実施される地祇の根本の神、即ち地球国土の神として、地球上に生きとし生けるものの平安と幸福を招く「みちびきの祖神」とあがめ奉り、御神徳として、 特に地まつり(地鎮祭)・方災解除・厄祓・土地家屋敷国土の御守護が霊験あらたかとされ、「清めの御砂」をもって地鎮祭・家屋敷の祓い清めを行い獅子舞神事による天下泰安の方除厄除祈祷は1300年の伝統があります。
 大神の別名は、「興玉の神」と称え奉り、神々のミタマを奮い起こす導きの神として、先達・延命長寿・縁結び・安産等の御神徳あらたかです。又、大神は「道祖の神」として人類はもとより地上に生命あるものかくあるべしと教え諭し、 家内安全・無病息災・交通安全・警備・商工業の隆昌発展・進学・就職等人間生活の開運を導きになり、又「船玉の神」として、大漁満足・航海・航空・旅行安全の守り神としても篤き崇敬を受けています。
 大神はその広大無辺の御神徳に因んで別名を「大行事権現」「衢の神」「土公神」「佐田彦大神」「千勝大神」「精大明神」「塞神」「岐神」「大地主神」「白髭大明神」「供進の神」「山の神、庚神様」「道別大明神」「椿大明神」と称え奉られています。 


 今年のお正月は、寒波の影響で境内にうっすら雪が残っていて、とても静かで厳かな雰囲気です。

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猿田彦大神 阿射加神社


 松阪市小阿坂町にある阿射加神社は、伊勢自動車道の松阪ICから3分ほどの阿坂山の麓にある自然豊かな森に囲まれた静かな所で、伊勢平野の松阪市街を見渡すことができます。また、1kmほど離れた、大阿坂町にも同じ名前の神社があります。
 『延喜式』神名式、伊勢国壹志郡の名神大社、「阿射加神社 三座」の論社。
朝廷が祈年祭班幣を行う神社のリストとして編んだ『延喜式』の「神名式(神名帳)」に、伊勢国は全国でも五指に入るほどの多くの神社が登録されているが、その中に大社は十八座あり、そのうちの十四座は伊勢神宮にあって、残りの四座はこの阿射加神社三座と、桑名郡の多度神社(現在の多度大社)。
古くから大きな尊崇を集めていたと思われます。

ここは『古事記』に猿田彦神が溺れたと伝える伊勢国阿邪訶の地であり、その時に化生した猿田彦神の3つの御魂である底度久御魂(そこどくみたま)・都夫多都御魂(つぶたつみたま)・阿和佐久御魂(あわさくみたま)が当社祭神の3座であると唱え(『神名帳考証』)、本居宣長もこの説を襲って(『古事記伝』)以来、上述の「荒振る神」の様態と、「記紀」の天孫降臨段に記す猿田彦神のそれが重なり合うことから、当社祭神3座を猿田彦神の3つの御魂と見るのが有力な説となっており、現在の両阿射加神社も、祭神として猿田彦神・伊豆速布留神を掲げている。なお、古代の海士はワタツミ三神や住吉三神・宗像三女神に認められるように、「3」を聖数視しているので、当社祭神が猿田彦神の3つの御魂であるならば、本来当地の海士がその3つの御魂を奉斎していて、そこから『古事記』の伝承が生まれたと見ることもできます。

 神話によると、ニニギノミコトは、アメノウズメノミコトにこう言いました。
「あなたは、わたしをここに案内してくれたサルタヒコの名前を明らかにしてくれた。だから、あなたがサルタヒコの神を送って行ってあげなさい。そして、その神の名をあなたが譲(ゆず)り受けるのがいいでしょう。」
 こういうわけで、天皇にゆかりの深い神社で、神楽(かぐら=神さまをおまつりするために行う歌や踊り)を行う女性たちを「猿女の君(さるめのきみ)」と呼ぶのは、その名前がサルタヒコ(猿田比古)という男の神さまの名から由来(ゆらい)しているのです。

 そのサルタヒコが、阿耶訶(あざか。現在の三重県松阪市)というところへ行った時に、海で魚を獲(と)っていたところ、ヒラブ貝に手をはさまれて海の底に沈み、溺(おぼ)れてしまいました。そこで、そのサルタヒコの神が、海に沈んでいるときの名前を「底どく御魂(そこどくみたま)」といい、沈んで行く時に海水がぶつぶつと泡立つときに名前を「つぶ立つ御魂」といい、またその海の泡がはじけるときの名前を「あわ咲く御魂」と言いうのです。

 アメノウズメノミコトは、サルタヒコを送り届けて帰って来ると、大小さまざまな海の魚たちを呼び集めて、聞きました。
「おまえたちは、天の神の御子さまにお仕えするか。」
 すると、魚たちはみな
「もちろん、お仕えいたします。」
 と答えましたが、ナマコ(海鼠)だけは、何も言いませんでした。これに怒ったアメノウズメノミコトは、
「この口は、答えることができない役立たずの口だ。」
 と言って、紐の着いた小さな刀で、その口を割いてしまった。こういうわけで、ナマコの口は割けているのです。
 このような理由で、志摩の国が初物の魚を天皇に献上する時に、猿女の君らにそれを賜るのです。


 水田等の耕作地に囲まれた阿坂山山麓丘陵の下部に広がる神社林の内1.45haが社叢として天然記念物に指定されている。スダジイ、アマモガシ、ミミズバイ、サカキ、タブノキなどの常緑樹からなる照葉樹林で、樹高15m前後、胸高径1mほどのスダジイが林冠を覆い、一部にヒノキの人工樹が混じるものの、ほぼ自然林に近い状態で保存されている。このような樹林は伊勢平野丘陵部の本来の植物的自然をうかがい知る貴重な植生です。

 参道には古い石の太鼓橋が苔むしていて、古いたたずまいです。

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