冬の泰運寺


  泰運寺は元文5年(1740年)泰運了啓禅師の開山で山紫水明の霊地です。春の桜、秋の紅葉という季節には多くの観光客が訪れます。

  鐘楼の八角大釣鐘は、高さ2.42メートル、口径1.36メートル、重量4.87トンで各面に法華経一巻づつ、計八巻、総字数、実に69,384文字が刻まれています。

  内面には天開山泰運寺記、寄進者、鋳工、彫刻師、撞初め儀式等が詳細に記されていて、これによると、天明の昔、泉州佐野庄、食野次郎左衛門の娘が、天下の富豪三井家に嫁いだが、子無しであった為、この泰運寺の子安観音に祈願して一子が授かった縁故によるものとなっています。

  本堂には「曹洞宗 天開山 泰運寺」と書かれた札が掛けられています。


  綺麗な水の池の鯉は冬眠するかのように身を寄せ合ってびくとも動きません。

  寒さ厳しい山寺に「庵鶴休」という景色が楽しめる建物があります。

              人間万事この一字あり「忍」

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東吉野村との交流


  松阪からルート166で高見峠を越えた奈良県最初の地域が、東吉野村です。和歌山と松阪を結ぶ和歌山街道(村では伊勢街道)を中心に発展した歴史があり、古くから往来が盛んでした。

  山深い紀伊山地にあるので、絶滅したニホンオオカミが、1905年(明治38年)1月、日本で最後に捕獲されたのが、東吉野村です。その近くにニホノオカミの像が建てられています。最後に見つかったオオカミは、大英博物館で標本となっているのです。

  近年、シカやイノシシが異常繁殖しているのは捕食するオオカミが消えてしまったからと言う学者もいます。日本では、大昔からニホンオオカミは畑や田んぼなどを荒らすイノシシやシカを退治する農耕の守護神として「大口の真神(おおくちのまがみ)」などと称されて崇(あが)められてきました。 オオカミ(狼)と言う名前のもともとの意味は『大神』からきた呼びかたとも言われているようです。

 幻のニホンオオカミの剥製標本は、世界に六体しか存在しない貴重なものです。

  昭和26年の天皇陛下の訪問を記念した碑も隣に建てられています。

  高見川を越えた山に小川城があり、地元の豪族小川氏が南北朝から豊臣時代までの250年支配していたと書かれています。

  東吉野村の人口は、1970年には、7千人以上が生活していましたが、現在は、2千人ほどに減少して、超高齢化が進む過疎の村になってしまいました。今後、いろんな問題を克服して山村文化を継承していただきたいです。

  大自然に抱かれた東吉野村は、四季折々の素晴らしい風景と食材が楽しめます。松阪市街から2時間ほどのドライブで別天地に行けます。一度ゆっくり訪れてほしいです。

  松阪駅前のまちなかプラザでは、東吉野村の特産品がたくさん販売されていました。このように古くから街道で結ばれた地域との人や物の交流が今後とも続いていくことを願っています。

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ル?ト166 飯高駅


  松阪市飯高町宮前にある「飯高駅」は、平成2年に開業した三重県最初の道の駅です。平成16年10月に株式会社 飯高駅が法人登録され、同年11月25日に温泉施設やレストランがオープンしました。

  香肌峡温泉 いいたかの湯は、櫛田川の清流を見ながら湯船につかり、露天風呂からの景色は最高です。毎週 日・月曜日に 『生薬風呂』 で温まることができます。

  レストラン入口にお正月の風物詩「花もち」が、とっとき工房さんの手づくりで飾られていて可愛らしいです。冬季限定メニューやボタン鍋、松阪牛丼それに手打ちそばが美味しいので人気のレストランです。

  飯高駅のある飯高町宮前は、花岡神社という産土神の鳥居前に集落が広がっていたことから、「お宮さんの前で逢う」というように約束ごとに使われた地名が、次第に通称化されていったものらしいです。

  江戸時代はじめは松阪藩領で、その後、紀州藩松阪領となり、和歌山街道の宿駅として交通の要衝であり、本陣や伝馬所が置かれ、高札場でもありました。

  和歌山街道は紀州藩和歌山城下と紀州藩松阪城下を結ぶもので、紀伊半島を東西に横断し、海上交通に比較して大いに短縮するものでした。徳川頼宣が紀州に封じられ、元和9年(1623)から参勤交代路として利用され、松阪・大石・宮前・波瀬が宿場と定められ、本陣や伝馬所が置かれていました。

  古い町並みは花岡神社を中心に旧和歌山街道に沿って左右に展開していて、平入りであったり妻入りであったりしていて、花岡神社の東側には大型の商家建物が点在し、西側は比較的小さい商家の建物が連なっています。宿場町全盛期には花岡神社東側には本陣や大型旅籠・大店などが並んでいたのでしょう。

  国道166号は、大阪府羽曳野市を起点とし、三重県松阪市を終点としています。松阪市のネットワークルート166では、166沿線に広がる施設が、本当の旅のふれあいを求め、豊かな自然の中で代表的な特産品である「お茶」、自然あふれる「森」、そして国道と平行して流れる「櫛田川」の渓流をネットワークとして集い、互いに交流しながら地域の観光振興を図り情報発信をしています。

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水屋神社に初詣


  ルート166のパワースポットの一つ「水屋神社」は、松阪市飯高町赤桶にあります。千数百年前、大和の春日大社より、天児屋根命を奉祭したのを創始とし、その後、大化四年(648)大和国三笠山から素盞鳴尊、龍神姫命を勧請。和銅三年(710)奈良、興福寺東門院領「閼伽桶の庄」となり水を奈良へ運んだようです。

  古文書の類にはこの「閼伽桶の井」の神水を二振りの桶に汲み、貞観元年(859)11月9日より春日大社への奉納を始め、天正5年(1577)の兵乱で中絶したとあります。平成14年から閼伽桶の井の神水の春日大社へのお水送りが、425年ぶりに復活しています。

  神社の名前が、水屋神社で所在地は、飯高町赤桶、特殊神事にお水取りがあり、祭神に龍神姫とすべてにわたって水との関わりがあり、神社の西方約700メートルのところには「閼伽桶(あかおけ)の井」があります。ここにお参りをして、私たちが生きるために大切なお水を司る神様に感謝をして、罪や穢れを浄化していただき、心身ともに元気になって日常生活をがんばりましょう。

   水屋神社のさざれ石は、長ざ約一・五メートル、高さ約七十センチ、幅約八十センチ、重さは約二トンあり、砂利ほどの大きさから人の頭大の石までが一つに固まつていて、神石として祀られ正月には、注連縄が新しくされています。

  境内には、大木がいくつかあり、椋の木には、裂け目に穴があって、恋人同士が穴から手をつなぐと結ばれるといわれている縁結びの大椋とされています。

  ご神木である樹齢千年を超える「水屋の大楠」は、県の天然記念物です。

  神社のすぐそばを清流の櫛田川があり、大和と伊勢の国分け伝説が伝わる「礫石(つぶていし)」があります。大和の神様、天児屋根命がいう国境に疑問をもった伊勢の神様、天照大神が、そばにあった大岩を川に投げ込んだものといいます。

   岸には、倭姫命、礫石と書かれた石碑が立っています。

  川岸の上には、和歌山街道(紀州街道)が通っていて、伊勢参宮の道であるとともに、紀州の殿様が江戸と和歌山を行き来するのに使った道で、殿様の行列が通る際は、付近の村々から人足を調達してこの峠を越えたという難所です。
 珍布峠には、昔々、伊勢の神様と春日の神様が珍しくもここで出会ったという伝説があり、険しい山道をふさぐ巨岩を削り取った切り通しの景観は圧巻です。


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野中の眠り地蔵


  多気町野中にある永昌寺は、1605年建立された古刹です。ここに昔ある旅人が大名行列を迎えて土下座している最中に居眠りしてしまい、無礼であると斬殺された。人々はそれを哀れみ地蔵を墓地に祀って霊をなぐさめたという「眠り地蔵」があります。

  永昌寺には、西行法師が参宮の途中ここに桜の杖を突き刺したらそれがそのまま生えたという逆さ桜の伝説がありその碑があります。

  

  門の前には、大日如来を安置した大日堂があり、向かって右に石灯籠、左に辻地蔵が立っています。いずれも江戸中期のもので、御堂は、昭和に入って再建されています。

  永昌寺の南の三叉路には、高さ1.8mほどの大きな道標があります。天保4年(1833年)に建てられたもので、多気町内では最大級のものです。ここは、伊勢から吉野・高野へ通じる和歌山別街道(吉野高野道)と紀伊の国へ向かう熊野街道(西国道)との分岐点(追分)でした。
 伊勢参宮をすませた旅人の多くは、この道標の示す「左さいこく道」をとって、長くて険しい熊野古道から熊野詣の旅にでました。

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