【睡眠の基礎知識】身体の『血流』と『重力』について

【睡眠の基礎知識】
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身体の『血流』と『重力』について
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今日は睡眠の基礎知識を、血液の流れ『血流』と『重力』という側面からご紹介させていただきます。

ちょっと長いですけが、是非最後までお付き合いください!

人間は進化の過程により、四足歩行から二足歩行が行えるようになりました。

二足歩行によって、手を自由に使えるようになり、脳も発達して、現代の豊かな生活を手に入れた訳ですが、実は反面で様々なデメリットもあるんです。


◆脳に血液を送る『心臓』

みなさんもご存知のように、人間の身体の隅々に血液を運ぶ、ポンプの役割を果たしているのが『心臓』ですよね。

その『心臓』は、身体を起こしている時には、重力に抵抗して脳にまで血液を送り上げるために、最低でも120mmHgの血圧が必要なんだそうです。

これが横になっている時には、90mmHgで十分に脳へ血流が送られます。

つまり、『重力』の影響を受けることにより、『心臓』はより多く働かなければならなくなったという事です。

午前中は平気でも、夕方になると手足がむくんでくるのも、『心臓』が疲れて、その機能が低下してくるからだったんですね。

◆「造血(ぞうけつ)」機能を持つ『骨髄』
太古の時代に海から陸に上がった四足動物は、海中で生活している頃の約6倍の『重力』の影響を受けるようになったと言われています。

それに伴い、腸で行われていた「造血(ぞうけつ)」という仕事を、骨の中の『骨髄』の部分で行うようになりました。

「造血」とは、簡単に言いますと血球細胞(白血球&赤血球)をリフレッシュさせる機能です。

つまりこの「造血」機能が低下すると、体中に酸素を送る赤血球の役割や、細菌の侵入と戦う白血球の効果が弱まってしまうのです。

脳に血液を送るための『心臓』、血をリフレッシュさせるための『骨髄』、それぞれが機能を有効に果たすためには、多くのエネルギーを必要とします。

体を起こして重力の影響を大きく受けている状態では、特に『心臓』、そして当たり前ですが身体を自由に動かす為の全身の筋肉の為にも、多くのエネルギーが割かれます。

当然、『心臓』(と筋肉)で使われるエネルギーが多いと、その部分へ集中的にエネルギーが割かれるため、『骨髄』へ送られるエネルギーは減ってしまい、「造血」機能は低下してしまいます・・。

さらに、『心臓』(と筋肉)を使っている間は、脳から指令が出続けているので、脳も休めないんですね。

以上の説明からもお解りいただけたと思うのですが、身体を横にするという行為は、重力の身体への影響をなるべく減らす事で、『心臓』(と筋肉)の動きを最小限にし、『骨髄』の「造血」機能を高め、脳の働きを休ませてあげる為に、本当に大切な、必要不可欠な行為なのです!

ついつい夜更かしをしてしまい、身体を横にする時間が短くなってしまいがちですが、ぐっすり眠ることが血液のリフレッシュ&脳のリラックスの為に、つまりは健康の為には一番大切だという事を、是非覚えておいてくださいね!





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