ちりめん細工・青海波袋
私でも見ればわかる、青海波の文様につなぎ合わせた小さな袋です。
もっともいつもの通り、どやって作っていくのか、残念ながらさっぱりわかりません。
頭が硬いせいもあって、最後のつじつまがどうやって合って、丸い袋に出来上がるかがわからないのであります。
それにしても色々な文様、かたちを組み合わせた袋物を、最初に考えた人の頭脳には、まったく驚き入るばかりです。
ちりめん細工の古作はすごく奥深い世界で、色々な古作を見るたびに改めて新鮮さと感動を覚えるのです。
先達の偉業のおかげで、いまこうしてちりめん細工を堪能できることに、心より感謝の意ををささげます。
http://www.e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。
ちりめん細工・押し絵の小箱(もみじ)
黒地のちりめんでつくった、小さな押し絵の小箱です。
以前にも金魚の押し絵をした小箱をご紹介していますのでご覧ください。
ふたの部分は今の時期にピッタリの、もみじの押し絵がしてあります。
暗い背景に紅葉が映える様は、紅葉名所の景色を彷彿とさせてくれます。
ちりめん細工の作品には、季節感の強いものが多くあることは、再三ご紹介していますが、四季折々に代わる代わる飾り物や持ち物に使うと、最高のおしゃれですよね。
日本国中そろそろ紅葉の季節。
あなたも紅葉の季節にピッタリの作品をつくってみては。
作品に綿くずがついたまま撮影し、まったく気が付きませんでした。
申し訳ないことをしてしまいました。
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ちりめん細工・扇つなぎ袋
ご覧のとおり中心部に扇を配し、つなぎ合わせてある袋です。
この作品の古作を拝見したことがあります。
一見単純そうに見える袋の色彩の取り合わせの妙がとても素敵で、しばらく見入っていたことを覚えています。
いつも思うのですが、こういった幾何学文様をつなぎ合わせた袋は、どうやって最後のつじつまを合わせるのか?
そして形を作り出すのかが、私には良くわかりません。
もっとも最初に考えた人は、そう簡単に作れたはずはなさそうですから、簡単そうに見えてしまうものでも、生み出した人の苦労は容易に想像できます。
簡単そうに見えるものほど形が整いにくい、ということも事実のようですから、ものを作れない私にとって、ちりめん細工はいまだに謎の世界です。
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ちりめん細工・いろいろな袋物
この写真に写っている袋は、今年の「松阪ちりめんお細工物の会」作品展に出品された作品を、まとめて撮影したものです。
扇の形をしたもの、青海波の文様が使われているものなど、いろいろな袋物があって、実は私にはその名前がわかりません。
唯一知っているのは、以前にもこのブログで紹介した左端の千筋袋のみです。
それぞれ古作だということですが、今までに書籍でも紹介されているものも多いとのこと。
少々お勉強して名称も覚え、このような古作を復元した袋物も、これからいろいろご紹介していきたいと思います。
それにしてもいろいろな形やつなぎ方があるもので、昔の人は良く考えたものだと驚き入ります。
そしてそれを復元された方々の努力も、並大抵のものではなかったことが容易に想像されます。
今のちりめん細工を支える基礎を作ってくださった方々に、大いに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
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ちりめん細工・松巾着と竹巾着
松と竹の葉を模した巾着です。
おめでたいものの象徴が揃いました。
ちりめん細工の巾着は実用も兼ねながら、お守り袋にしたり、におい袋を入れたりで、どちらかというと飾りの一種として使われてきたこともわかっています。
すでにいくつかの巾着をご紹介していますが、いずれも実用とお飾りを兼ねているようです。
巾着というとすぐお金を入れる袋を連想しますが、もともとは「大切な物を入れる袋」というのが正しい意味だと思います。
おめでたい席やお祝いなどに持っていき、こんな巾着からお祝儀やお祝いが出てきたら、受け取るほうもきっとびっくりするでしょうね。
現代では、こういった袱紗の代用を兼ねた使い方もできるのではないでしょうか。
ちょっとおしゃれですね。
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