
ちりめん細工・えび袋
これは車えびかあるいは伊勢えびに見えますが、触角の太さから見れば、やっぱり伊勢えびかな。
あなたならどうやっていただきますか?
おさしみ、それとも残酷焼?残った頭は伊勢えび汁がきっとうまいかも。
とれたてのえびのつややかで身が張って、いかにも新鮮そうな姿が伝わってくるえび袋。
おなかの部分の小さな袋には、いったい何を入れたのでしょうか。
目の付け方やからだの節など、えびの特徴をいかにもうまく捉えた、具象的なちりめん細工の代表的作品です。

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ちりめん細工・にわとり袋
ちりめん細工の鶏袋です。
雌雄の鶏のつがいが仲良く並んでします。
この作品を見るといつも思うのですが、鶏冠(とさか)とあごの部分の肉髯(にくぜん)が、いかにもにわとりらしさを表現していて、ちりめん細工の具象的作品の中でも最もその雰囲気を再現しているといえるでしょう。
鶏はもともと野鶏を家禽化したものですが、洋の東西を問わず「朝を呼ぶ鳥」のようです。
わが国ではその泣き声を「コケコッコー」と表現するのが一般的ですが、いったいいつごろからそのような表現をするようになったのでしょうか。
ところが同じような泣き声でも英語圏の国では「クックドゥードゥルドゥー」、フランス語では「ココリコ」と表現します。
鶏の鳴き声も人間の耳も同じはずですが、さてどうしてこのようになったのか、不思議で仕方がありません。
どうでもいい話をしてしまいましたが、鶏袋は鶏の表情をまったくうまく表現したちりめん細工の作品の一つだと思います

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ちりめん細工・あじさい袋(紫陽花袋)
家の近くでもそろそろあじさいの蕾が大きくなって、一部には開花の始まった花も見受けられるようになって来ました。
今はまだ乾燥した暑い日が続きますが、季節はそろそろ鬱陶しい梅雨の季節に向かっています。
咲き始めてからもさまざまに色彩の表情を変えるあじさいを、ちりめん細工で表現するには色の組み合わせを考えるのもたいへん。
おまけに一つの花をつくるのに正方形の小さな布を、264枚も必要とするそうですから、つくる楽しみもある反面、根気と時間との壮絶な戦いなのでしょうか。
私ならすぐにくじけてしまいます。(涙)

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ちりめん細工・薔薇(ばら)袋
道を歩いていると近くのお家の庭から、とても甘ぁ~いバラの香りが漂って来る時期になりました。
ちりめん細工の薔薇袋は直径20cmほどの大きさで、巾着としての実用も兼ねる大きさです。
薔薇袋といっても、結構いろいろな形のものがあるそうで、この作品はかなり複雑な仕組みで作られています。
バラは品種改良によってたくさんの種類があるのと同じように、この袋の材料に使う色柄と作る人の個性によっても、様々な色合いのものが出来上がりそうです。
バラの花束を上から覗き込んだように見える薔薇袋の姿は、とても豪華に仕上げられています。
豪華さと清楚な雰囲気も兼ね備えたバラの花は、何か周りがパッと華やかになる雰囲気を持っています。

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ちりめん細工・花菖蒲袋
花菖蒲の季節が近付いてきました。
花菖蒲を模った小さな袋で、下の部分が袋になっています。
園芸用の花菖蒲は江戸時代から品種改良が進んで、形や色も様々です。
実は松阪市で改良されてきた「松阪花菖蒲」は、伊勢系と呼ばれて花弁が大きく豪華な特徴を備えています。
またカキツバタとの見分けが付きにくいところから、「いずれがアヤメかカキツバタ」という慣用句までできています。
一般的には「アヤメ」と呼ばれることも多く、名称については菖蒲湯などに使う「ショウブ」とは、全く別物であるということです。
なかなか難しい背景を持ったお花ですが、色の種類も多く、梅雨時には欠かせないお花であることは間違いありません。

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