
ちりめん細工・金平糖袋
ちりめん細工の金平糖袋は、実用を兼ねるくらいの大きさです。
そもそも金平糖というと、すでに老人といわれる年代の私にとっては、駄菓子屋さんの店先を思い出して仕方がありません。
当時はお菓子を含めて駄菓子屋さんの店先の色は、結構原色に近いイメージを持っていますが、この金平糖だけは今も変わらぬ淡いパステルカラーであったと思いませんか?
ところがこのお菓子、宮中の引き出物にも使われたり、乾パンと共に戦時中軍隊の戦闘食にまで使われていて、それが現在に至っては自衛隊まで引き継がれ、レクリエーションのお菓子にもなっているとか。
やはり見た目のかわいらしさと糖分補給には最適だったのかもしれません。
話が全く横道にそれてしまいました。

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ちりめん細工・七宝手まり
縁起物七宝手まりです。
七宝鞠とも言われて、もともと無限の繋がりを意味する七宝の形を表わす縁起物。
特に人と人との繋がりを重視して、人間関係の円満を願ったものと言われています。
たぶんその昔は玩具として使われていたように聞いていますが、もともと布で作り始められたようで、ほかの手まりのように他の材料でも作られていたかどうかは定かではありません。
また縁起物としての性格上つるし飾りにも使われて、雛飾りの脇にも飾られてきました。

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ちりめん細工・福助巾着
もともと福助人形は幸福を招くという縁起物。お商売をされているお家の店先にも飾られているのを見かけます。
しかも一説によると福助さんのモデルになった、実在の人物が存在するとか。
一般的な福助人形は垂れ目でちょっと微笑んでいるか、あるいはすました表情が一般的。
でもちりめん細工の福助巾着には福助さんが5人もいて、そのお顔の表情の違いが何ともユーモラスです。
微笑んでいる目、情けないような目、とろんとした目。巾着を一回りさせるとそのお顔は、まるで人間世界の悲喜こもごもを表現しているようです。

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ちりめん細工・立ち子袋
ちりめん細工の立ち子袋は古作で、別名立ち子人形袋とも言うそうです。
10cmくらいの大きさのちゃんとした袋になっていますから、実用にも使ったのでしょうか。(手で下げることはできそうにありませんが…..。)
この作品もたくさん拝見してきていますが、やはり袋部分とお人形の顔の大きさのバランスで、ずいぶん違った雰囲気に出来上がります。
この子の「でんでん太鼓」を持って遊んでいるいる様子が、何となく袋の部分のふくよかさとマッチして、楽しい作品になっています。
でもどうしてこういう名前が付いたのか、ちりめん細工の作品の中でも不思議な作品の一つです。
またこの作品のヒントになったものは何なのか。
想像してみても、もなかなか思い当たるところに行き着きません。

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ちりめん細工・ほおずき袋
関東の方にとっては、7月初旬の浅草浅草寺のほおずき市が印象深いかと思います。
ホオズキは実がなり始めてから落ちるまで、実に多彩な表情を見せてくれます。
淡い緑に始まって上の方から色づき始め、見事な朱色になって、最後には表皮がとれて網目状の殻が残って、中の赤い実が透けて見えるまで楽しむことができます。
この多彩な表情をちりめん細工で表現したのが、このほおずき袋です。
若い実と完熟直前の実を、うまく作品にしていただきました。

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