ちりめん細工・創作袋(六角形)

ちりめん細工・創作袋

直径が20cmくらいはありそうな、少し大きめの袋です。
底は六角形になっていて、ちょっとおしゃれな実用巾着にも使えそうな作品です。

最初に拝見したときには、えらく派手な作品だと思いましたが、長い間見ていると色彩の取り合わせが妙にしっくりなじんできます。
底には桃、松、桜などを配し、紐の部分には瓢箪などの飾りも付いていて、なかなか凝ったアイデアが凝縮されているように感じるのですが。

いつも作品を拝見し、眺めているばかりで講釈を言っている私などは、作者の意図、考え、ましてや構想を暖める過程のご苦労などは知る由もありません。
作品が出来上がるまでには、ずいぶんなご苦労があると思います。

それにしてもちりめん細工は、季節感や彩の妙などがあいまって、日本の女性が生み出した手芸の最高峰の一つだと思いますね。
いろいろな作品を拝見でき、しかも勝手な講釈ばかり言える私のような人間は、とっても幸せ者であると実感しておるのであります。

http://www.e-chirimen.com/

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。


お彼岸も過ぎたのに暑いですねぇ。



暑さ寒さも彼岸までといいますが、地球温暖化による気候変動なのか、まだまだ暑い日が続きます。
だいたい彼岸花がいっせいに咲くころは、かなり涼しくなってきたという実感があるのですが、このところはあまり当てはまらないようです。

この時期」にはちょっと郊外に出ると、あちこちに彼岸花を見ることができます。
少し盛りを過ぎたとはいえ、まだまだきれいに咲き誇る強めの色合いは、私たちの目を引きます。

昨年始めて知ったのですが、白やピンクの彼岸花を見て驚きました。
野山では一般的に見かけるものではありませんが、ちょっとした生け花などにはなかなかいいものです。
ただ稲刈りをした後の黄金色の風景や、緑の中に溶け込む赤でもオレンジでもない微妙な色合いは、本格的な秋の訪れを告げる風物詩だと思います。

日中は暑いですが、朝夕はめっきり冷え込むこともしばしば。
お風邪などひかないように、十分注意してくださいね。

写真は彼岸花がオレンジに写っています。
実は私と同年代で、しかもガラスの材料のせいか、かなり横変した古物レンズを使っているためです。
最もちりめん細工の材料の「古裂」よりは、かなり後輩ですけれど。(笑)

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ちりめん細工・高砂

ちりめん細工・高砂

ご存知、お能の作品「高砂」の主人公、シテ:翁とツレ:嫗を題材にした作品です。

ある程度の年代の方であれば、結婚式の定番、♪高砂やこの浦舟に帆をあげて?♪、で新婚の門出を祝っていただいた方も多いのでは。
長寿と夫婦愛を願い、人の世を言祝ぐたいへんめでたい能であります。

この翁と嫗が持っている竹箒と熊手熊では、いうまでもなく「相生の松」の下を掃き清める道具。
最も作品の小物としては、いかにもぴったりの小道具です。

ところでこの作品のボディー部分は、以前にもご紹介した「くくり猿」を大きくしたものだそうです。
ちりめん細工は、
「くくり猿に始まってくくり猿に終わる」という方もいらっしゃいますので、何気ない小さな作品でも、基本中の基本だということもおおいにうなずけます。

能や神楽などの中に登場する衣装や道具は、ヒントになるものがたくさんあって、ちりめん細工の創作には欠かせない芸術のようです。

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ちりめん細工・這い子人形

ちりめん細工・這い子人形

ちりめん細工の「這い子」には、少なくとも3種類のパターンがあって、これは上部が袋になっていないタイプのものです。
古作の中でも最も人気の高い作品ですが、そのからいらしい姿には、やっぱり魅せられるものが備わっているように思います。

目や口は糸で表現したり、また墨などを使って描いたりしますが、どの方法にしてもかわいらしく、そして表情豊かなお顔が表現されています。
いずれにしても少しのことで表情が変わりますので、そのあたりがちりめん細工の醍醐味かもしれません。

下手な写真ばかり撮っていますが、この人形は難物の一つ。
何しろ顔が下を向いていますので、目が写るようにするにはなかなかの苦労を必要とします。

いつも顔が上を向いているといいのにと思いつつも、なにやら不自然さも感じますので。

「おじさぁ?ん、私なんかあごにひじをついて、お煎餅をかじりながらテレビ見てるよ!」

いやお嬢ちゃん、まことに恐れ入りました。

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ちりめん細工・うさぎ人形

うさぎ人形

毎年この時期になると、なぜかお月見のこと思い出すのです。
やはり中秋の名月という言葉とともに、秋の訪れを感じさせてくれるからなのでしょう。

陰暦の8月15日の月(満月)を「中秋の名月と呼んでいますが、今年この日に当たるのは10月3日。
うさぎさんのお餅つきが、くっきりきれいに見れることを楽しみにしています。

そこで「松阪ちりめんお細工物の会」の、7年生の今月のお稽古はこのうさぎ人形。
やはり季節感も加味しながら、お稽古の作品も決めているようです。

ところでこのうさぎ人形は、ちりめん細工作品の中でも最も人気の高いものの一つ。
実はこのブログでも、ほかに二つの作品をご紹介していますが、この時期になると、毎日たくさんの人にご覧いただいています。
以前にご紹介した作品もぜひご覧ください。

ここをクリック。

    その1

    その2

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新ブログに移行後、平成26年6月14日以前の投稿に不具合が生じております。ご容赦をお願い申し上げます。
あきない100年
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