花の窟は、神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。平成16年7月に世界遺産に登録された「紀伊山地の霊場と参詣道」に花の窟も入っています。花の窟神社は、日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれていて、黄泉への入口とも言われてきたことから聖地として今に続く信仰はあつく、全国から多くの参拝者がありります。
日本書紀にも記述されている祭事「御縄掛け神事」が2月2日と10月2日に見られるます。巨岩を御神体とする神社の姿もほぼ当時のまま。もともと熊野では、社殿がなく岩や大樹を祀っている神社も珍しくなく、今も点在しています。その代表格の花の窟神社は、かつての自然崇拝を現代に伝える貴重な文化財といえます。
高さ約70メートルの巨岩にお祀りされている伊弉冉尊のすぐ前の高さ12メートル程の岩に軻遇突智尊(カグツチノミコト)の神霊を祀り、軻遇突智尊が伊弉冉尊の御子であることに依拠して、王子ノ窟(聖ノ窟)と呼ばれています。
社務所には、休日だけ氏子さんがいて、お札やお守りを授与してくださいます。
産田神社は弥生時代からの古い神社で、伊奘冉尊(いざなみのみこと)と軻遇突智神(かぐつちのかみ)を祀っていて、日本に米作りが伝えられた頃からあったと考えられており、古い土器も出土する。古代には神社に建物がなく、『ひもろぎ』と呼ばれる石で囲んだ祀り場(祭祀台)へしめ縄を張り神様を招いたのです。この神社の左右にある石の台がそれである。日本で二箇所しか残っておらず大変古くて珍しいものです。
『日本書紀』によると女神伊奘冉尊(いざなみのみこと)が、ここで軻遇突智(かぐつち)を産み亡くなったので、花の窟に葬ったという。産田という名は産んだところと伝えています。
花の窟と産田神社とセットでお参りするのがよいのでしょう。
ちなみにサンマ寿し発祥の地でもあるようです。国道42号線から1?ほど入りますが、熊野本宮大社の元はここだという伝承があるほど由緒のある神社ですので、お参りいただきたいと思います。
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