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2011年元旦 素晴らしい朝日の中、新しい年を迎えられたことに感謝しております。
今年は、世界が平和で人々が幸せに前向きにがんばれることをお祈りしています。
三重県大紀町にあります伊勢神宮の別宮「滝原宮」は、紀伊半島の自然豊かな地に鎮座して熊野古道の伊勢ルートにある歴史遺産を残す宮です。
第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)皇女倭姫命(やまとひめのみこと)が、御杖代(みつえしろ=御使い)として天照坐皇大御神を奉戴して、宮川下流の磯宮(いそのみや)をお発ちになり、上流の方にご鎮座の地を求めてお進みになると、砂をも流す急流の瀬があり困っておられたので、真奈胡神(まなごのかみ)がお出迎えをしてお渡し申し上げた。そこで命はそのところに真奈胡神をまつる御瀬社(みせのやしろ)をお定めになったのが、今の皇大神宮摂社、多岐原(たきはら)神社です。瀧原宮の下流約6km、大宮町三瀬川の宮川に臨む断崖の上に鎮座されています。近年までここに熊野街道の「三瀬の渡し」がありました。
倭姫命はさらに真奈胡神の案内でお進みになると、「大河の瀧原の国」という美わしい土地があったので、この地に草木を刈り払って新宮を建てられたのが、瀧原宮の起源です。そののち皇大御神のご神意によって、再び伊勢の方へ向われたので、瀧原にご滞留の期間はさほど長くなかったと思われます。このご由緒によってご遷幸後もかわることなく、皇大御神を奉斎して今日に至っています。
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御社は4つあり、瀧原宮と瀧原竝宮、内宮摂社で瀧原宮所管の長由介神社と若宮神社がある。若宮神社の隣にあるのは御船倉〔みふなぐら〕で、御神体を納める御船代〔みふなしろ〕を納めている。
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鬱蒼とした杉林に覆われた森厳な宮域は、まさに神域・聖地と呼ぶにふさわしい。伊勢の神宮に比べ参拝者は、少なく、清浄な神域の気を堪能できます。
杉林の中の参道を進むと、宿衛屋のところで川原に下りる道があり、その先に御手洗場〔みたらし〕がある。ここで手水を使うのですが、澄んだ水と美しい木々に心が洗われるようです。
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松阪の夏の風物詩「祇園まつり」の勇壮な神輿を繰り出す一つが、御厨神社(みくりやじんじゃ)です。
松阪城を築城した蒲生氏郷公が松阪城の鬼門除けとして飯高郡平尾から遷社した神社。本居家の氏神でもあり、国学者本居宣長は「古事記伝」全44巻を奉納しています。
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三社神輿が出る祇園祭りは、平安時代に京都で始まった御霊会(ごりょうえ)に由来し、牛頭天皇(ごずてんのう)を祀る八坂神社の祭りが松阪に波及したものです。以前は旧暦7月14日・15日に八雲神社・雨竜神社・御厨神社・八重垣神社の四天王社が行った祇園会(ぎおんえ)であったが、現在は松阪神社・御厨神社・八雲神社の祭礼としてとり行われている。
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神社の横を坂内川が流れていて、参拝者以外にユリカモメもたくさん訪れます。
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鳥羽市相差(おおさつ)にある神明神社には25柱の神が祀られています。その中の一つ、参道にある小さな社は、石神さんと親しまれている女神です。
ご祭神は、神武天皇の母 玉依姫命(たまよりひめのみこと)です。海女さんたちが古くから女性の願いならひとつは必ず叶えてくれると密かにお参りを続けていましたが、いつしか全国から参拝客の絶えることがない社になっています。
石神さんを古くから信仰する海女さんたちは潜ることで一家を支えてきました。
「夫ひとりを養えんで一人前の海女とは言えん」海女さんはこんな気概を持った働き者のひとたちです。
そんな彼女たちにも古くから「磯日待」という安息の日があります。その「磯日待」にならい、普段の労をねぎらい、
男性が料理・接待し女性をおもてなしする祭りが毎年5月にあります。
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石神さんのある参道を先に進むと、閑静な森の中にひっそりとたたずむ「神明神社」が現れます。これは相差の氏神さまで、1888年から天照大神の主宰神として祭られています。
境内には長寿を守る神木として、氏子の敬拝の対象になっている楠木の古木(枯木)があります
セーマン ドーマン:星のマークがセーマン、格子縞がドーマンです。伊勢志摩の海女さんたちが魔よけにと、手拭い等に縫いこんで持っています。
星形の(☆・セーマン)は一筆書きで必ず同じ場所に戻ってくることから潜水しても必ず浮上できるとか。ドーマンは出入り口がわからないから悪魔が入りにくく、その間にトモカズキといわれる悪霊から逃げられると信じられています。
元来セーマンは平安期の陰陽師 安部清明、ドーマンはそのライバル、蘆屋道満からとったものといわれています。星印は清明判として日本各地で、魔よけとして用いられていいるようです。
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松阪神社は、松阪城と並び四五百森に本居宣長ノ宮と隣りあわせですが、16世紀の築城後、鎮守神として奉られてきました。
神社の境内でひときわ高くそびえているのが、ご神木の樟木です。木の根元には大きな穴が開いていて、江戸時代にはお城の井戸とつながっていたといわれています。
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ご神木 長寿樟(くす)
由緒
私(樟の精)は今から九百年前(1092年)の平安時代後期にこの森(意非の森)で誕生いたしました。
その頃この地の豪族飯高氏がこの森に鎮座されている意非(おい)神社を氏神様として深く崇敬されていました。
その後天正16年(1588)400年前蒲生氏郷公が松阪城を築城し城主となり当神社を城の守護神として崇敬されこの森を四五百の森と名付けられました。
この長い間私はすくすくと育ち大木となり今もなお健在です。
これからも皆様と共に神様のご加護を受け幾く年までも健在長寿でありたいと願つております。
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古来は、意悲(おい)神社と称し、古代国司の飯高氏は産土神と崇敬した。天正11年蒲生氏郷が、この四五百の森(古くは意悲の森、又は宵の森と云った)に築城し、地名を「松阪」と名付け、当社をお城の鎮守神とした。元和5年松阪は紀州徳川氏領地となり、以来領主は着城時に必ず参拝、又毎年元旦に名代を代参させた。明治41年全国で神社の合祀が行われた時、松阪市内の中心部の十七神社が、合祀せられ、「松阪神社」と改称されたということです。
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