縁結びの神様として知られる大国主大神をまつる出雲大社は、60年に一度ご遷宮が行われていて、平成25年5月10日には、大国主大神が修造の終わった御本殿にお還りになる「本殿遷座祭」も無事終了し、その後様々な奉祝行事・記念行事が執り行われています。
日本一大きいといわれる神楽殿にかけられている大しめ縄が有名です。
昔から、しめ縄にお金をはさむと良縁があると信じられているようです。今は、禁止になっていますが、それでも投げ込む人がいるようです。
平成20年4月に、御祭神である大国主大神が御本殿から御仮殿に御遷座される「仮殿遷座祭」が執り行われました。そして翌21年から、御本殿のみならず摂社・末社も、修造工事が進められてきました。
御本殿の修造は、大屋根檜皮(ひわだ)の撤去、野地板の修理などを経て、新しい檜皮による葺き作業も平成24年3月に完了し、同年夏には、修造期間中御本殿を覆っていた大きな素屋根が取り除かれています。
出雲大社では、毎年、旧暦10月10日に八百万の神々をお迎えする神迎祭があります。神々は、龍蛇神の先導で海から稲佐の浜に上陸され、「神迎えの道」を通って出雲大社へ向かいます。
旧暦10月11日から17日までの7日間、集まった神々が様々なご縁を神議(かむはかり:会議)されるお祭りが神在祭です。
八雲立つこの出雲大社には、なにか巨大なものの気配があり厳粛な緊張感があります。
縁結びの神・福の神として名高い『出雲大社』は、日本最古の歴史書といわれる「古事記」にその創建が記されているほどの古社で、近年は、パワースポットとして多くの人が参拝に訪れます。