榊原温泉「射山神社」


  榊原の氏神さんで、もともと「湯ごり」に使われていた榊原温泉を護るために温泉の神を祭神とした湯山神社。このことから約1500年の歴史があり、地元言葉の訛りからか「ゆやま」が「いやま」と伝えられてきたようで、延喜式(927年)神名帳には射山神社と記録されています。
その後、榊原に湯治場が出来たときには「温泉大明神」として祀られてきました。その名残なのでしょうか地元では「だいみょじ(大明神)さん」と呼ぶ人もあります。明治の終わりごろには榊原の各地に祀られていた神社を合祀し、19柱の神が祀られ現在に至っています。
境内には湯ごりに使われた「宮の湯」を再現した宮の湯庭園や、地名伝説の主役「長命水」があります。

  もとは北にそびえる射山(貝石山)を御神体としていて、今も山腹八合目に御社跡が残っています。現在の場所は拝殿御旅所とされていたところで、天正16年(1588年)に現在の地に遷座されました。そのときこれまで貝石山の西麓に湧いていた温泉が神社を遷すと温泉もまた新しい神社の北端から出るようになり、榊原温泉ななくりの湯を里人は神湯とか宮の湯と呼んでいたようです。

  この神社の境内にある大黒様の小槌に触れると、恋のパワーを授かることができ、よいご縁をいただけるという伝説が伝わっています。

  恋愛運をアップさせてもらえる大黒様の小槌に是非さわって下さい。

  昔、「長命水」は、伊勢神宮での祭礼に、この水に浸した榊の枝を献納する習わしがあったようで、ここの地名の榊原の由来でもあるようです。

  榊原の前地名は、ななくり(七栗)でした。枕草子に「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」と記されているところから日本三大名湯と言われていて、都で詠まれた和歌には、ずいぶん「ななくりの湯」を題材にした作品が残されています。

  奈良時代以前から、都人が伊勢神宮を参拝するために伊賀越えをして榊原のそばを通ったことから身を清めますために伊勢に入ったところで温泉に浸かったようです。これを「湯ごり」といい、当時の正式な参拝でした。

  古くはお参りするための「清め」から始まった温泉は、病気の治療の湯治や癒しへと目的が変わってきましたが、温泉と神社は今も日本人の心のふるさとです。

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射山神社


八雲神社の桜


  松阪市日野町にある八雲神社は、小さな桜の名所でもあります。参道から社殿にかけて、20本ほどの桜の木があり、満開ともなれば境内が華やかな雰囲気で春爛漫といった感じです。

  京都の八坂神社を総本山とする牛頭天王・スサノオを祭神とする祇園信仰の神社で、松阪の総産神として知られています。

  蒲生氏郷公によって松ケ島城から遷社された産土神社の一つで、宝暦12年(1762)宝殿、拝殿の建て替えの際、本居宣長と門人達が奉納した二巻の百首歌が発見されました。

  八雲神社の由来は、日本神話においてスサノオが詠んだ歌「八雲立つ出雲八重垣妻籠に八重垣作るその八重垣を」の八雲に因むものです。全国に北海道から九州まで14か所あり、三重県には、津市と松阪市の2か所あります。

  公園や山の桜と違って、神社の桜は神様を喜ばせてくれている神聖なもののように思われます。

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頭之宮は日本で唯一


  三重県大紀町大内山にある「頭之宮四方神社」は、神社名が示す通り、首より上の“あたま”に関する諸祈願に霊験あらたかなお宮として信仰を集めています。「四方」とは、東西南北の全方向をさし、広大無辺の神徳をあらわすようです。「あたまの宮」とつく神社は、日本でここだけです。

  鳥居をくぐると境内は、すっきりしていて、川の流れと大木が心地いいです。

  御祭神は唐橋中将光盛卿(からはしちゅうじょうみつもりきょう)です。平安京を造営された第五十代・桓武天皇の後裔になられる方で、境内を流れる唐子川(からこがわ)の上流の険しい岩がそびえる山の上に住まわれていました。今でもこの場所を「中将倉」と呼んでいます。

  清らかな唐子川に手洗場があり、透きとおった水が本当にきれいなんです。

  境内に書かれているご由緒によると、唐子川で遊んでいた子ども達が、1つの髑髏(ドクロ)を見つけました。土葬が当たり前だった当時、髑髏は現代ほどには日常から遠いものではありませんでした。無邪気な子ども達は髑髏を川面に浮かべ、恐れもなく遊んでいたのですが、通りがかった老人が「不浄なり」と髑髏を捨てさせてしまいました。
ところが、この髑髏こそ唐橋中将光盛卿だったのです。老人はすぐに気が狂いだし、村人に大声で語り始めました。「私は唐橋中将光盛である。子ども達と楽しく遊んでいたのに、髑髏を不浄と言って妨げるとは何事か」村人が恐れ見守っている中、老人はこう続けました。「私の髑髏をこの地に祀るならば、万民に幸福を与え、永く守護する」と。村人はこのご神託を恐れ敬い、神託のままに神殿を造営し髑髏をお祀りしました。その地こそ現在の頭之宮四方神社の鎮座地であります。この由来から当社は、日本で唯一の「頭之宮」と名乗る神社となっています。鎮座の始めは建久二年(1191)と伝えられています。唐子川は今でも清らかに流れ、ホタルが飛び交いカジカが鳴く自然の中で、伝説が息づいています。

  

  頭之宮四方神社は、人生の折り目、節目に加護を願う「あたまの守護神」「知恵の大神」として信仰されています。

  ご利益 ・・・

◆知恵の神様に「社業発展」「職務勉励」を祈る……「商売繁盛」「職務安全」「出世開運」
◆運転は冷静な頭と判断力で安全を誓う……「交通安全」「車祓い」
◆高齢化社会を生きるためにあたまはいつも健康でありたい ……「ぼけ封じ」「中風除け」「健康長寿」
◆受験・IT社会の守護神・試験突破……「入学試験」「就職試験」「昇進試験」「国家試験」「学力向上」
◆奥伊勢でご縁結びの願いを祈る……「縁結び」
◆四方八方に広がる御神徳に願う……「厄除け祈願」「家内安全」「方位除け」「屋敷清祓」
◆かしこく元気に育つことを願って……「安産祈願」「初宮参り」「七五三」「かん虫封じ」
◆「地鎮祭」「起工竣工祭」「神棚祓え」「店舗開店式」などの「出張祭典」

  絵馬に願いをこめて!やはり、志望校が書かれた合格祈願が多いですね。この時期は、合格のお礼のお参りにお札をかけていかれるのも目立ちます。

  本殿近くに湧く御神水は古くから「頭之水(こうべのみず)」として敬われ、毎年2月第1日曜日には「水取神事」が行われます。

  かえるの口から出ている「知恵の水」は、慶事万来・開運守護に霊験あらたかとされ、水取神事には「社業発展」「家内安全」「健康長寿」「合格祈願」「厄除祈願」などを求め、たくさんの人々が参拝されます。

  お正月には「知恵の水」を若水として汲み、この水で作ったお雑煮や正月一番茶をいただくことで一年間の無病息災を願う風習があり、四季折々、御神水にあやかり「知恵」が湧き出ますようにと参拝者が訪れ続けているようです。

  何人もの人の顔のように見える不思議な石があり、「お頭さん(おかしらさん)」と呼ばれています。当神社の由緒と深い関係のある唐子川にあった石で、御神体の「おかしら」と関係することからここに据えられました。

  頭や顔、肩や腕、その他ご自分の悪い体の快復を念じて「お頭さん」を撫でるとご利益あるということです。

  社殿に向かって右手、さながら古代の貝塚のように白と黒の石が積み上げられた「奉石所」があります。頭之宮四方神社には、古くから石を奉る風習があります。人間の「意志」は弱いことから、硬い「石」に託すことによって、意志が崩れないように、心願成就を願う伝承が今も受け継がれています。私も、受験の前にあずかり、合格後返しに行きお世話にました。感謝。

     樹齢200年以上の杉の古木が立つ気持ちのいい神社です。

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大村神社の鐘


  大村神社の境内にある、鐘楼の鐘面の鐘乳は虫が食ったように全て朽ち落ち、様々な伝説を現在に伝える大村神社の虫喰鐘は、日本三大奇鐘の一つと言われています。


  春の彼岸から秋の彼岸までの間、鐘の下に虫糞が散乱していることからこの名がついたと言われます。

  現在は除夜の鐘に撞かれ、請願成就の鐘として広く信仰を集めています。


  鐘楼の前には、ご神木がそびえています。樹齢五百年ほどでしょうか。

  「巳の神木」と書かれていて、木の根元の空洞に白蛇さんが祀られています。古くから白く見えると幸福がもたらせるといいます。

  【御由緒】

大村神社は延喜式神名帳に載っている古寺で

主神の大村の神は 阿保氏族の始祖、息速別命と申し

今から凡そ二千年前の神様で、第十一代垂仁天皇の皇子

伊勢の神宮を奉鎮せられた倭姫命の弟君にあたられます。

当社が鎮座する阿保村は伊賀東南部に位置し

古くは奈良・京都から青山峠を越えて

伊勢・東国に抜ける街道の要所で阿保頓宮も置かれていました。

又、当社の鎮座する地は、息速別命の宮室が築かれていたと伝えられています。

大神様はこの地域一帯の開発・開拓された土地の守り神として

また、地震除災の大神様として古今御神意を発揮され

多くの人々の信仰をあつめています。


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