和歌山街道 いいなん伊勢茶


 松阪市飯南町は、清流櫛田川と山々に囲まれた自然豊かな里山です。この地域は、霧が発生しやすい独特の気候を利用したお茶作りが盛んで、製茶方法も研究に工夫を重ねた結果、深蒸煎茶として全国でも優秀な評価をもらっています。

 飯南町横野を流れる櫛田川は、江戸時代にこのそばを通っていた和歌山街道と伊勢本街道の合流場所で大勢の人たちがこの宿場町で休み、山と川の自然に癒されたことと思います。奥香肌峡県立公園に指定され、大きな岩や奇岩が美しい川は、パワースポットです。

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和歌山街道 大石


 大石の不動さんの境内のすぐそばを、和歌山街道と伊勢街道が通っていました。大石は、江戸時代に紀州藩により和歌山街道の宿場町として整備され、本陣・伝馬所等が置かれた。本陣は、紀州藩地士の青木伝蔵家に置かれていた。本陣の近くには伝馬所が置かれ、村には伝馬30頭と伝馬役30軒の義務が課せられた。
 

 大石の町中に庚申堂があり、街道を往来した人たちを見守ってきました。
 前の石垣には、石組に組み込まれた道標がはまっています。珍しい!

 「大石宿 これより宮川へ七里 はせへ十五里半」とあります。

 大石橋のたもとにあった常夜灯は、不動院のそばに移設されています。
 和歌山街道と伊勢本街道は、飯南町横野から小片野町まで重複して利用されていました。

    街道は、本堂石垣のすぐ下だったようです。

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和歌山街道 大黒田


松阪市街の参宮街道、日野町交差点から紀州への分岐点から約1kmほど行くと通称、近鉄道路を越えた先から旧道に入ると古い町並みを見ることができます。
 歴史を調べても特別町並と関係ある事柄が見つからないでですが、町並は江戸末期から明治にかけての町並がそっくり残っている感じがします。それも活きている町並なので、保存対策をして立派な伝統的な町並を残したいものです。
 この古い町並は、道路拡張などの開発から免れ、江戸末期に建築されたと思われる建物もあり、2階部分には虫籠窓が穿たれ、両妻部には袖壁が張り出している。1階部分には出格子が端正に保たれている旧家もあって、電柱が無ければ往時の姿そのままともいえる町並が残されています。


 松阪城下の外環部に位置していて、和歌山街道を松阪に通う要人や旅人、さらには伊勢神宮へ参る人々なども頻繁に通り、また周囲に肥沃な農村地帯を抱え、穀物をはじめ木綿や煙草が栽培されていた。そのようなことからも商人が数多く集結したのだろう。この町並みの中に「朝日製菓」という和菓子屋さんが今もありますが、甘味以外にバケットやサンドイッチなどベーカリーも売っていて味もいいですよ。


和歌山街道 新町


 和歌山街道、和歌山別街道は、江戸時代に紀州藩の本城と東の領地松阪城、田丸城を結ぶ街道として整備された紀伊半島を東西に横断する街道です。
さらに古くは伊勢参宮や熊野詣、吉野詣の巡礼道として、また伊勢志摩の海産物を大和地方に運ぶ交易路として栄えた街道でした。
 和歌山街道は高見峠から飯高、飯南を経て、途中飯南町横野から小片野町まで伊勢本街道と重複するルートを通り松阪城に至ります。
 和歌山別街道は飯南町粥見で和歌山街道から分岐し桜峠を超え丹生、野中を経由して玉城町田丸に至ります。
 今もなお、道標や常夜灯、庚申堂が各地で見ることができます。松阪市市街では、日野町交差点と新町5丁目には、道標が残っています。


左くまのみち、右和歌山みち

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株式会社 インターナショナル・コントリビューション
三重県松阪市白粉町357?5
TEL 0598-23-0663


和歌山街道


江戸時代に参宮街道、伊勢本街道、和歌山街道が通っていた松阪は、情報と文化が行きかった歴史の町です。天正16年(1588年)戦国武将、「蒲生氏郷」公が豊臣秀吉から命ぜられ滋賀県日野町から移り築城した城を中心に当時として斬新な発想で町創りをした。海の近くにあった城を内陸部に作り、参宮街道を町中に引き入れて楽市楽座の制に商人を近江などから呼び城下町の繁栄につながる施策を打ち出した。江戸時代は、紀州藩領となり和歌山、徳川家の飛び地となっていた。この頃、商人の町として大いに栄え「松阪商人」が生まれる原動力となった。

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