月読宮の朝


   外宮から倭姫宮そして内宮へ向かう前に月読宮にお参りしましょう。猿田彦神社も含めてすべてが御幸道路という一本道で繋がっているというまさに神様の道のこんもりとした森の中にお祀りされているのが月読宮です。

  月読の森には四社が並び祀られ、向かって右から二つ目が月読宮で御祭神は天照大神の御弟神にて月の神様として月の世界を支配し水の干満を支配する水利農耕の神様です。向かって右側のお宮は月読尊の荒御魂をお祀りされています。


  向かって左から三つ目は天照大神の御父神、伊佐奈岐命をお祀りする伊佐奈禰宮、向かって左端の社の御祭神は天照大神の御母神、伊佐奈禰命をお祀りする伊佐奈禰宮でした。戦国時代に造替遷宮を行うことができず伊佐奈岐宮に合祀されていましたが、明治六年に復旧しました。

  苔むした建屋は、神木をお守りするためのもの。

ご神木の樟は、見る角度によって、龍や鹿あるいはパンダに見えるようです。


           今度、遷宮される新敷地。

 国道23号線側の参道には、皇大神宮の末社である葭原神社があります。


  この神社の境内にも立派な樟があり強いパワーを出しています。

  月読宮の森は、多くの木におおわれて神様がいらっしゃるのでとても気持ちがいい癒しのスポットです。特に朝がおすすめ!

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御稲御倉(みしねのみくら)


  御稲御倉は、内宮所管社で、神宮神田で収穫された稲を納めていて、神嘗祭(かんなめさい)と月次祭(つきなめさい)のときに奉下して調理し、神前に奉ります。この御倉の守護神として御稲御倉神が祀られています。

  建物は高床式倉庫に近い神明造ですが、社殿に垣がないため、小さいながらも正宮同様の唯一神明造の観察ができ、特徴をよく窺い知ることができます。



  今年の夏が高温多雨のせいか屋根に青々と草が生え茂っています。

  伊勢市楠部町にある神宮神田では、神宮にて1年間に行われるお祭りの御料の粳米(うるちまい)と糯米(じゅまい=もち米)が、五十鈴川の水を使って育てられています。

  作付面積約30,000平方メートルもある神田の稲は順調に成長しているようです。台風12号の影響で飛ばされたり倒れたりしないか心配です。

  神宮神田の起源は、倭姫命がお定めになったと伝えられていて、大御刀代(おおみとしろ)または、御常供田(みじょうくでん)といわれていました。


間もなく、豊かに稔った稲穂を刈り取る収穫の儀式である抜穂祭が行われます。

  新しく刈り取られた稲は、脱穀されお米として御稲御倉へ納められ、新米を最初に神様に捧げて感謝する神嘗祭に奉られます。
 外宮では10月15日宵・16日暁、内宮では10月16日宵・17日暁に、新穀を由貴大御饌としてお供えされますが、関連行事は25日まで続きます。またこれに合わせて、宮中では天皇陛下が神宮御遙拝の儀などが執り行います。
 伊勢では、稔りの秋を神嘗正月といいます。

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九月朔日参り


  今日のお参りはどこも人が少なく厳かにお参りすることができました。新学期が始まり、防災の日でもある上に、台風が接近ということで神さまに近づけないのでしょう。朝9時に五十鈴川の手洗場に誰もいないのも珍しいかもしれません。

   二見の夫婦岩にも強い波が打ちつけていましたが、神々しいです。

  お参りを済ませると豪雨に見舞われしばし足止めでしたが、これも禊だったのでしょうか。夫婦岩にかかる大注連縄5本のうち3本が切れて2本の縄でつながっていました。今回の台風12号接近で風雨が強くなっても9月5日の大注連縄張神事まで切れないよう祈ってきました。
 大注連縄は1本が35M、重さ40?、太さ10センチで計5本張られており、氏子や神職らの手によって、二見太鼓や木遣の声も高らかに響き渡る中、また参拝者や崇敬者等は参道から手送りで大注連縄を送り、張り替えに参加することが出来ます。この大注連縄奉献の意味は一切に不浄を祓って興玉神石と日の大神遙拝の鳥居に献ずるという古い習わしです。

  夫婦岩の大注連縄は、年に3回張り替えられています。(5月5日・9月5日・12月中旬土日曜日)
 夫婦岩は、沖合い660mの海中に鎮まる興玉神石の鳥居とされており、「道開き(導き)の神」といわれている猿田彦大神をお祀りしています。この神のお使いはカエルとされていて、神社参拝の後に御神徳を受けた人々が、神社の境内にカエルの塑像を献納する。このため、境内には無数のカエルの石像が並んでいる。この神社の御守(授与品)もまた「無事カエル」「貸した物がカエル」「お金がカエル」と呼ばれるカエルをモチーフにした物である。

          内宮の宇治橋を渡る人もまばらです。

  表参道の手水舎手前にある橋を火除橋といい、防火のために掘られた溝川にかかる小橋ですが、ここからが神域とされています。明治時代の初めごろまで神苑となっている宇治橋からこの橋までには、飲食店や土産物屋が立ち並んでいたようです。


  火除橋を渡る手前の右には、大正天皇が皇太子の時にお手植えになった松が立派に成長して立っています。

   神苑は、いつもきれいに手入れされていますので気持ちいいですね。


        赤福さんの九月の朔日餅は「萩の餅」です。

  案内文によると「みのりの秋。収穫のよろこびを、古人はおはぎをつくって祝いました。秋の七草の一つである萩は、草かんむりに秋と書きます。古代から親しまれる草花です。小豆のつぶつぶとしたつぶ餡の色や形を、咲きほこる萩の花に見たてたのがおはぎの由来です。
 九月の朔日餅は「萩の餅」。季節菓子としてなじみ深いおはぎをご用意いたします。ほんのり塩味をきかせた「萩の餅」はあたたかいお茶がよく合います。 」


  餡子が赤福と違い粒あんでたっぷりの甘みがあり、餅も粒々がありしっとりして美味です。食べるのが楽しい朔日餅です。10月は、秋の味覚である栗餅です。

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緑の月読宮


お金が貯まる巾着楠?伊雑宮


 志摩市磯部町にご鎮座し天照坐皇大御神御魂をおまつりする「伊雑宮」は、皇大神宮別宮で「いざわのみや」というのが正しいのですが、「いぞうのみや」と呼ばれています。古くから天照大御神の遙宮(とおのみや)といわれ、また礒部の大神宮さんと呼ばれ、深い信仰があります。特に漁師、海女の崇敬があつく伊雑宮で「磯守」を受け、身につけて海に入るのが風習となっています。

  二千年くらい前に、天照大神にお供えする魚や海藻が必要だったので、倭姫命が志摩地方を回られていた時、磯部あたりで、一羽の鳥が昼も夜も鳴き叫んでいたので「不思議なことよ」と地元神の伊佐波登美命が、家来の紀麻良に命じてそこへ行くと、今まで鳴いていた鳥が鳴きやんで、何か落としたそうです。よく見ると、それはそれは見事な稲穂で、この稲穂を落とした鳥は「白真名鶴」であったといいます。 
 倭姫命は驚くやら不思議やらやらで「物言わぬ鳥でも、このようにして大神様に仕えまつる」と申し、伊佐波登美命に託して、この稲穂を抜穂にして供えたそうです。また、大幡主命が乙姫に命じて、清酒を作らしめてお供えしました。
 伊佐波登美命は、お宮を造って天照大神を祀ったのが別宮(伊雑宮)となったとされています。


 正殿の造りは内宮に準じ、千木が内削ぎで鰹木が六つの唯一神明造です。

  社叢に何本もの大きなクスは有ありますが、二本のクスが目立ちます。もとはつながっています。

  社務所の横にもクスが立っていますが、この下の部分がこんもりと膨れていて、巾着のように見えることから伊雑宮の「きんちゃくクス」と呼ばれています。お金を貯めたい人は、このきんちゃく部分に手を当てお願いするとかなうといわれています。

  見れば見るほど、不思議な形をしていますが、この膨らみは、根なのでしょうか、幹なのでしょうか?
 苔が生えていて、巾着部分だけを見ていると、まるで木ではなく生き物いみたいです。 金運に授かりたいとコブの部分を触りたいと思いましたが、柵に囲まれたいますので、静かにお祈りだけさせていただきました。これでも十分ご利益があるように感じます。

   後ろも膨らんでいますので、かなり貯まってそうですね。

  毎年6月24日に行われる、白真名鶴の伝説がその起源と伝えられる伊雑宮御田植祭(いざわのみやおたうえまつり)は、千葉の香取神社、大阪の住吉大社とともに日本三大御田植祭の1つに数えられ、志摩地方に初夏の到来を告げるものです。


  御田植式で行なわれる伝承芸能は、磯部の御神田として1971年に三重県の無形文化財に、1990年には国の重要無形民俗文化財に指定されました。
 倭姫命世記の記述から平安時代後期には行なわれていたと言われていますが、信頼性の高い記録では鎌倉時代の1280年に記された文書が神宮文庫に残されています。

  御田植された田んぼで、苗から稲へとすくすくと育っています。


  朝八時十分頃から、夕方17時ごろまでの予定が書かれています。勇壮な男達が大きな団扇のついた忌竹(いみだけ)を奪い合う竹取神事や古式ゆかしい装束に身を包んだ太鼓打ちや簓摺(ささらすり)らによる田楽が響きわたる中、白い着物に赤いたすきがけをした早乙女たちによって厳(おごそ)かに行われる御田植神事、その後、一の鳥居に向けて行われる踊込みが約二時間行われ、千秋楽の舞でめでたく終わります。


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