外宮参道の伊勢せきや店舗前に藪内左斗司氏の作品「柄杓童子」が置かれています。
江戸時代、庶民の間で大流行した「おかげ参り」の中でも 1705年(宝永2年)には、たった50日間で全国から362万人もの人々が伊勢に押し寄せました。しかし、中には病気や怪我、経済的な理由などで旅することができない人々も多かったといいます。 そんな主人の代わりに飼い犬が伊勢参りをしてお札をもらって帰ってきたという記録が全国各地に残っています。
ご遷宮に合わせて綺麗に整備された参道に、あわびの柔らか煮で知られる、伊勢せきや本店があります。
伊勢志摩の海の豊かな恵みである、あわびやさざえ、貝を独自の方法で味付けした銘品を全国に出されています。
「参宮あわび姿煮」と「参宮あわび脹煮(ふくらに)」の二種類があるあわびは、昔から「のしあわび」の言葉どおり、喜び事、祝い事の贈物に添えるありがたい寿の品として重宝されています。
外宮の前にお店を構え、多くの参拝客をもてなしてきた伊勢せきやは、作年、本店2階にあそらの茶屋をオープンして朝かゆやランチ、カフェでくつろぎの時間を提供しています。