山の辺の道は、奈良盆地の東方の山裾を縫うように南北に、三輪から奈良へ通じる古道です。
山の辺の道は、桜井から天理にかけて名刹、古刹、古墳が多く、純粋な自然景観を目的とした自然公園というより、文化的景観を加味した大和青垣国定公園になっています。
古代の面影をよく残し、万葉びとの息づかいを伝えているのが、大神神社から檜原神社を通り、石上神宮までの15キロの道です。この間には、古社寺や古墳、万葉歌碑をはじめ多彩な伝承の舞台が展開し、知らない間に訪れる人を古代神話の世界へ誘ってくれます。
山の辺の道は、起伏に富み、曲折しながら村と村を結び、人々の生活の道でもありました。
ところどころに無人販売が設けられて、みかんを食べながら歩く人もいます。この時期、つくしやぎんなんも売られています。
道ばたに、万葉歌碑ラリーの札が立っていて、探しながら歩くのが楽しい。
持統天皇の時代に、宮廷歌人として多くの儀礼的な歌を作った柿本人麻呂は、万葉歌人のなかでも、最も優れた歌人でありました。彼の歌は、古代の神話のイメージを喚起させて、雄大なものがあります。
山の辺の道は、日本最初の国道とも云われている道。今までどれほどの人達がこの道を往来したことか…また古代人と全く変わらない景観を維持していただいているおかげで、リアルに1000年以上タイムスリップすることができます。
山の辺の道で、神話にもある檜原神社は、第十代崇神天皇の御代まで、皇祖である天照大御神様を宮中にて「同床共殿(どうしょうきょうでん)」にお祀りされていましたのを皇女、豊鍬入姫命(初代の斎王)に託され宮中を離れ、この「倭笠縫邑(やまとかさぬいむら)」に「磯城神籬(しきひもろぎ)」を立ててお祀りされたところです。
天照大御神の伊勢御遷幸ののちもその御蹟を尊崇し、檜原神社として天照大神を引続きお祀りしてきました。そのことより、この地を今に「元伊勢」と呼んでいます。
現在の山の辺の道は、山林、集落、田畑の間を縫うように通っていて、田畑の間を抜ける際にはその眼下に奈良盆地が大きく開けており、生駒山や二上山そして葛城・金剛の連嶺を背景にした大和三山なども遠望できます。東海自然歩道として整備されハイキングを楽しむ人でにぎわっています。
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