梶井基次郎が一時、松阪で滞在したおねいさん家が公開されました!
近代日本文学の小説家、梶井基次郎が病気療養のため一時期滞在した家が殿町、松燈庵のすぐそばにあり、その時に松阪を舞台にした作品「城のある町にて」という短編を書き上げ、代表作の「檸檬」とともに彼の文才を評価される作品となりました。
小説の中で、松坂城跡から眺める市内の風景が詩情豊かに描写されていて、大正時代の松阪は、ゆったりとした時間の流れを感じる風情ある町だったことを感じられます。
お姉さんの嫁ぎ先の松阪で一時期を過ごし、その翌年、「城のある町」を上辞したのでした。
梶井は東大に進学した大正十三年の夏に1カ月ほど、結核の静養を、城跡に何度も訪づれたようです。今も当時の風情が退こう町並です。
小説「城のある町にて」では、土地の生活、言葉などが濃厚に描かれており、松阪の風土が梶井の感性を喚起したことが読みとれます。
今も生活したところが残っていて貴重な梶井の足跡を知ることができる場所をこれからも大切にしていっていただきたいですね。
梶井基次郎の生活
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