「松阪の一夜」として知られる、本居宣長が賀茂真淵に生涯でたった一度お会いできた場所に植えられた山桜が綺麗に咲き華やかさを演出しています。
宝暦13年(1763)5月25日、本居宣長は、松阪に宿泊していた賀茂真淵を訪ねて、彼の『古事記』研究の意志を励まされ、自らの学問の全てを教示してもらうことを約束してもらった夜のことを‘松阪の一夜‘といいます。
二人が出会った当時は、旅籠・新上屋として伊勢街道に面した宿屋やお店屋が立ち並ぶにぎやかなところでした。今は、市民活動センターが入るカリヨンビルとして商業ビルになっています。
今年で250年を迎えるこの記念すべき場所には、宣長が好きだった山桜が植えられ、満開の桜がドライバーの目を楽しませてくれます。また、そばには、新上屋跡の碑が造られています。
宣長は、ここから真淵の志を受けつぎ、三十五年の間たえず努力に努力を続けて、遂に古事記の研究を大成したのです。
「松阪の一夜」に山桜
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