癒しの香港

　　12月の香港は、晴れるて穏やかだと、20度から25度くらいの温度で気持ちいい気候です。インターコンチネンタルホテルの前にあるウオーキングエリアから香港島を見渡し、ヴィクトリア湾を行き来する船を眺めながらゆっくりしていると非日常を感じられます。

　　ヴィクトリアハーバーは、南シナ海に面し珠江デルタに浮かぶ香港島と中国大陸九龍半島の間にある湾で、香港の市街地の中心地に位置する面積41.88 km²の湾です。船舶の交通量が世界で最も多い湾として知られ、年間平均で約22万の船舶が航行する活気あるところです。

　　ヴィクトリア湾をスターフェリーに乗って渡ると、海峡を渡る風と一緒になって昔と現代の香港を感じます。

　乗船のトークン（切符代わりのコイン）は、２HK$で約20円という安さです。

　　香港人は、通勤や所用に利用しますが、観光客もたくさん乗り楽しみます。

　　摩天楼のそびえる中環地区（セントラル）の船着き場は、再開発中ですが、古き良き建物は残されていくようです。発展する中でも歴史と文化も大切にしていくことなのでしょう。

　　今年9月にオープンした、アップルストアーは、セントラルの中心で空港からの香港駅の上にあります。道をまたぐ恰好で店内は細長く、２フロア構造になっていてどちらからも出入りできます。下のフロアは入り口をくぐると正面にガラス張りのらせん階段があり、その右側にiPhone4とiPad2が並べられています。また左側はMacBookのコーナー。もちろん全部操作できる実機でした。

　　HSBC（香港上海銀行）の入口では、ライオンが睨みを利かせています。

　　窓口のフロアーへつながるエレベーター横の巨大ツリーがクリスマスムードを出していました。ガラス張り吹き抜けの建物で、日本の銀行のイメージとはかなり違いますが、フロアーに上がると銃を持った警備員が立っていることがあります。

　　キャセイパシフィック航空の乗り心地とサービスがとてもよかったんです。映画や音楽は、好きなものがいつでも見れるオンデマンド方式で、リクライニングは倒れないスライド式で狭さを感じませんでしたので、快適な機内でした。

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