小学校の頃、和田金さんのお肉を食べれるのは、お正月だけでした。大勢の親戚と一緒に食べたすき焼きの味は今でも忘れません。
今回、ご縁あって3階のお座敷で、網焼きと寿き焼きをいただく幸運に恵まれましたので、ご報告いたします。日本人いや世界の人に牛肉の聖地は松阪だと確信しております。その聖地である松阪人にとって「和田金」さんのお座敷で特選牛肉をいただくことは、誉れ高く、自慢になるものです。ちなみに、他にも自慢できるお店がたくさんありますので、ご案内させていただきます!
綺麗に整えられたお部屋であっても、炭で調理されます。本物のこだわり!
まずは、特製のたれをつけた網焼きを焼いていただきます。
箸で簡単に切れて口に入れると、柔らかくでも弾力がありジュウシーで最高にHappy! 和辛子を付けて食べるとなおいいね!
淡路島産のたまねぎは、甘くて、ちょっとシャリッとした食感が残る絶妙な焼き加減でいけてます。子牛が淡路島から入ってくるようなので、玉ねぎも一緒に積んでくるのかも…。
網焼きの松阪肉と玉ねぎを堪能した次は、超有名の寿き焼の登場です。とにかく一枚の肉が大きくて立派なことにビックリです。しかも肉厚です。これでも固くならならないで、脂の甘みを感じながら食べられるのは松阪牛ならではかもしれません。
溶き卵とこのスペシャルなお肉を一緒にいただく幸せは、言葉にならない美味しさです。世界ナンバーワンの称号に納得!
お肉の次に野菜たちも寿き焼になります。和田金流は一緒にしないようですね。
太めの青ねぎとたっぷりのみつば、そして人参やしいたけ、豆腐、玉ねぎたちは、みんな自己主張をしていました。ご馳走様でした。お腹も気持ちも大満足!
松阪牛の名店からユニークなおすすめ店までご案内していきますので、次回のごちそうさまご期待ください。
和田金さんは、松阪郊外に牧場があります。2千頭ほどの松阪牛を飼育して、子牛から育成して精肉されるまで管理され、ほとんどがお店や配送によって消費されていくようです。徹底管理の安全安心で松阪牛ブランドを作って来られました。
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「和田金」さんは、初代の松田金兵衛氏が東京深川の料理店「和田平」へ勤めた後、1869年(明治2年)に店主からのれん分けを受け、和田平の和田と自分の名前金兵衛の金をとって、東京京橋に仕出し料理店「和田金」を開店したのが始まりです。
金兵衛氏は、1876年(明治9年)に松阪へ帰り、1878年(明治11年)には屠牛の許可を得て牛肉店を開店しました。
1883年(明治16年)には食肉奨励の一環として鋤焼き(すきやき)を始め、1886年(明治19年)頃には店は大繁盛し、金兵衛氏はその間も一層料理の腕を磨こうと、再三東京に出て牛肉店の見習いをしながら料理方法を研究しました。新しい肉の切り方を開発したのはこの頃で、それまでぶつ切りが常識だった牛肉の切り方を薄く大きく切ることによって一層うまみが増すことに気がつきました。
昭和30年代までは全量を周辺農家の委託飼育でまかなっていましたが、30年後半の農機具の普及による肉牛減産の打撃を克服するため、1964年(昭和39年)に嬉野町黒野に自営牧場である和田金牧場を開設し、肥育販売一貫システムを整えました。現在の松阪牛のブランドにとって、この功績は偉大なものといえます。