大師の里ササユリ


  多気町丹生の山里にササユリが咲き始めました。先週のあじさい祭りのときにはまだでしたので、今年は、例年より遅れていますが、これから見頃を迎えるでしょう。


  ササユリは、中部地方から九州にかけての山地の草原や明るい森林に生育分布する多年草です。地下に白い鱗茎(いわゆるユリ根)があり、花茎をのばして、6月から7月にかけて美しい花を咲かせます。花は1つであることが多いのですが、複数咲くこともあります。花の長さは10?15cmで、淡紅色。雄しべは6本で葯は鮮やかな赤褐色。そして強い香りがあります。葉が厚く、名前の由来になっているように、ササの葉によく似ているので、笹と混生していると、花が咲かないとわかりにくいですね。

  近年、ササユリが減少しているとよく言われます。確かに群生で咲いているのを見ることは少なく、自然が壊れてきているとの声を聞くことがあります。
 ただ、ササユリは、新鮮な土地に定着し、数年間で花を咲かせて移動するのが本来の姿のようです。山の手入れをしていけば綺麗な花を見ることができていくのでしょう。

  アジサイの小路のまわりに可憐な花を見ることができて、紫陽花や雨に映える緑とのコントラストに癒されます。


  ササユリは、野に咲いてこそであり、自宅の庭でカサブランカと競わせることは慎みたいですね。


  アジサイの小路の先には、奈良の大仏建立にも使われた水銀鉱山跡があり、歴史と花をゆっくり堪能できます。

  丹生の町は、水銀によって繁栄し、平安時代から鎌倉時代がピークのようです。水銀を商う梅屋(長井氏)という豪商も現れ、丹生村は経済的に豊かな村であったようです。江戸時代は、伊勢参宮にむかう和歌山別街道の宿場町としてと丹生大師への参詣の人たちでにぎわいました。

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高校生レストランの行列


  多気町五桂池ふるさと村の「まごの店」は、連続ドラマ「高校生レストラン」が始まりまり、予想通り大勢の人が朝早くから並ぶ盛況ぶりです。

  土曜日夜9時からのドラマで、主演はTOKIOの松岡昌宏。料理人としては一流だが教師としては未熟者の新米臨時採用教師「村木新吾」と高校生たちが、ぶつかり合いながらも料理を通じて共に成長していく姿を、「高校生レストラン」を通して爽やかな感動とともに描く青春ドラマです。
 三重県内では視聴率高いと思いますが、関東地区のリサーチによると初回が13%以上で、その後も10%以上と高視聴率のようです。

  駐車場には、県外ナンバーが多く愛知や京都のほかに関東からも食べに来ていただいているようです。朝の8時半で30人以上が並んでいらっしゃるのですからメディアのパワー恐るべしといった感じです。わざわざ遠方から来ていただいてもきっと満足していただけることでしょう。
 三重県には、パワーをいただけるところがたくさんありますから、ほかにも楽しんでいってください。

  「まごの店」は、相可高校の村林新吾先生が顧問を務める食物調理科の調理クラブが、テストや行事のない土曜日と日曜日にオープンさせています。
 松阪から30分ほどの山あいにあるにもかかわらず、以前から満員でお昼1時までには完売状態でしたが、この行列ではオープン前に並んだ人でも遅いと食べれないかもしれません。

  このように人を引きつける理由は、高い技術に裏打ちされた料理のおいしさが一番でしょう。指導する村林新吾先生も「平日は調理の授業、土・日曜は店。生徒はほぼ休みなく料理に打ち込んでいるから技術はある」と認める。ただ、店を通して学ばせたいことは、料理は技術ではなく、おもてなしの心が大切だということを実際のお客さんから知ってほしいということです。やはり心のこもった食事は、美味しいものですよね。



  高校、地元が一体となった取り組みは、人材育成における教育のあり方ばかりではなく、地域づくりやコミュニティ・ビジネスの新しい事例として多くの賞を受賞しています。
2006年 手づくり郷土(ふるさと)賞 地域整備部門賞(国土交通省)
2007年 全国地産地消優良活動表彰事業 特別賞(農林水産省)
2008年 第37回日本農業賞特別部門「食の架け橋賞」大賞(NHKほか)
2009年 第6回「ハイサービス全国300選」 (日本生産性本部)
2010年 平成二十二年度地域づくり総務大臣表彰 優秀賞(総務省)
2011年 フード・アクション・ニッポンアワード2010 最優秀賞(農林水産省)



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津 四天王寺


 津市で最も古いお寺である四天王寺は、聖徳太子が全国に建立した四つの四天王寺のうちの一つと言われています。
 境内から奈良時代の古瓦が出土され、建立されたのは7世紀頃という説もありますが、いずれにせよ1000年以上の歴史があり、平安時代ではこの地方で最も繁栄した寺院でしょう。

  建立後、荒廃と復興を繰り返していましたが、安濃津城主になった織田信包が再建し、その後も元和5年(1619年)に津城に入国した藤堂高虎が改築、二代目藩主高次が寛永14年(1637年)に寺領を寄進したことにより、寺勢をとりもどしました。


  最初に津城を築いたのは、織田信長の弟、信包(のぶかね)で、天正8年(1580)には、ほぼ城は完成していました。
 天正10年(1582)6月2日早朝、本能寺の変が起き、織田信長は天下統一の志半ばにして倒れましたので、信長、お市の方の母である土田御前は、彼らの弟である信包をたよって津に移り、1594年にこの地で亡くなり四天王寺に葬られました。

  お墓は、この先の一段高いところに位置しています。

  四天王寺は、曹洞宗の中本山で、座禅体験や法話を聞くことができます。境内には、信長生母、藤堂高虎夫人をはじめとした武将や学者、文人たちの墓や芭蕉文塚ほか、文学碑など貴重な文化財が多く残されています。

  津の俳人菊池二日坊が翁を偲んで建てた「芭蕉翁文塚」は、塚の形態をとった県下で一番古いものです。裏には芭蕉の略歴と由来が記されています。

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紫陽花?鈴の森公園


  松阪市の鈴の森公園は、大正12年から平成5年までのおよそ70年間操業していた、カネボウ松阪工場跡地を利用して、平成13年に開園しました。広い芝生のほか散策路が設けられ、草花が多く植えられ自然溢れる中でゆったりとした時間を楽しむことができます。


  朝日に輝く紫陽花がとてもきれいですね。

  紫陽花は、咲いたばかりのときから花の終わりまでに色の変化が見られます。また、植えられている土壌のpHによっても色が変わるそうです。それで花言葉が「移り気」「心変わり」なのでしょうか。一方で、「 一家だんらん」「家族の結びつき」を象徴する花でもあるという人もいます。
 

  アジサイの原産地は、日本そして東南アジアがです。「ヤマアジサイ」「すみだの花火」などが日本原産といわれていますし、手まり型のアジサイにも日本古来のものがあります。アジサイは、日本から中国に渡り、それから1790年にヨーロッパへ渡りました。
 以来、欧米で改良が重ねられ,近代では青、ピンク、白などのあじさいの鉢物が、4月の復活祭(イースター)に盛んに使われています。日本で「ハイドランジア」と呼んでいる鉢物の系統は、逆輸入されたものです。

  レンガ造りの建物は、鐘淵紡績松阪支店原綿倉庫として建設されました。桁行約74m,梁間10.6mの主体部の内部は桁行きに4室に区画し,正面には片流れの庇を付ける。煉瓦造イギリス積みで柱型を現した長大な外観を良くとどめるとともに、内部はギャラリーとして公開されています。

  この倉庫を保存・活用することを目的に、大規模な補強・改修をおこない展示室・ギャラリー・収蔵庫として再生し、隣接地に管理棟を新築し、平成8年10月に松阪市文化財センターが開館しました。


  図書館や文化会館と隣接しているので、天気がいいと訪れる人が多いです。




 はにわ館では、宝塚古墳から出土した船形埴輪類を常設展示しています。
公園とともに倉庫を活用したギャラリーは、市民の芸術活動の場として活用されています。


花菖蒲?鈴の森公園


  梅雨の中休み、松阪市川井町の鈴の森公園の朝、さわやかな風に緑と花が気持ちいいです。朝からパワーをいただけますね。

  花菖蒲が見頃を迎えています。


  花菖蒲の栽培は、一般に江戸中期に本格的に始まったとされています。江戸の最盛期には400に近い品種が育成され、江戸(東京)や伊勢(松阪)、肥後(熊本)などで発展しました。

  伊勢系の花菖蒲は、花弁が垂れた三英咲きが基本で、雄しべの先にトサカ状の切れ込み(くも手といわれる。)が見られるのが特徴です。草丈は3系統中最も低く、葉と花茎の高さはほぼ同じで、男性的な肥後系に対して、花は優美で女性的な感じを受けるものが多く見られます。


  紋白蝶が花から花へ飛び回っていました。


鈴の森公園は、松阪市民憩いの場としてたくさんの方が訪れる人気スポットです。

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