天岡均一作のライオンの石像が左右両側にある、通称「ライオン橋」とも呼ばれている「難波橋」は、大阪市中央区北浜?北区西天満の堺筋にかかる、全長189.7m、幅21.8mの橋で、間にある中之島を挟み、土佐堀川と堂島川の2つの川を渡ります。
大阪は、橋の多い都市で「なにわ八百八橋」といわれていて、個性的な橋がたくさんあります。江戸時代に難波橋は、天満橋と天神橋とともに「浪華三大橋」と呼ばれて、人々の貴重かつ重要な渡しだったのでしょう。
打合せの後、西天満の事務所から北浜駅へ向かって、難波橋を渡っていくと、中ほどの中之島あたりからいい香りが漂ってきました。ふと下を見るとたくさんの人とバラが見えました。
中之島公園には、4000株のバラが植えられていて大阪市が管理してよく手入れされています。堂島川と土佐堀川の水面に囲まれ、まさに大阪の中心に位置するバラ園に多くの方が憩いに訪れていらっしゃいます。
「ブライダル・ホワイト」6月にぴったり!
約13,000平方メートルの大バラ園は、シーズンには「バラの広場」「バラの庭」「バラの小径(こみち)」の三エリアに分かれ、90種類近いさまざまなバラが美しさを競います。6月に入り花のピークが過ぎたようですが、香りは十分に堪能できました。
公園内の川にかかる橋の名前は、ばらぞのばし。
ここは、まさに大都会のオアシスのようですね。
水上バスがゆっくりと流れるように過ぎていきます。
ばらぞのばしから、難波橋方向を見ると、大阪市庁舎と中央公会堂が見えます。大阪市中央公会堂(旧中之島公会堂)は、1918年(大正7年)11月17日にオープンした鉄骨煉瓦造地上3階・地下1階建て。意匠はネオ・ルネッサンス様式を基調としつつ、バロック的な壮大さを持ち、細部にはセセッションを取り入れ、アーチ状の屋根が特徴的です。松岡壽によって天地開闢が描かれた特別室の天井画・壁画が有名です。
難波橋の守護神である「ライオン像」は、左右の表情が違います。左側が口を開く阿形像、右側が口を閉じる吽形像となっており、文字通り狛犬の片方である獅子=ライオンですね。
中之島公園は、2006年に開催された「世界バラ会議大阪大会」の会場になっただけあってセンスあるレベルの高いバラ園でしょう。
5月13日の室生寺の二王門の中でも書きましたが「阿形(あぎょう)」と「吽形(うんぎょう)」は、二つで対になって「阿吽(あうん)」というように、二人が呼吸を合わせて行動しているさまを「阿吽の呼吸」や「阿吽の仲」と言います。難波橋の安全をこのライオン神様に祈願され、お座りいただいているのでしょう。
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