内宮(皇大神宮)は、皇室の祖先である天照大御神をお祭りしています。その西側を流れる五十鈴川は、聖域と俗世界を分け隔てる川といわれています。宇治橋は、その五十鈴川に架かる木造の大橋。入り口に立つ鳥居とともに、内宮参拝の玄関口として親しまれています。現代の規模の大橋になったのは、室町時代にさかのぼるようです。根拠は、、当時の内宮禰宜の日記に六代将軍足利義教が、1434年(永享六年)現在の場所に「大橋造営」したことが記載されています。
宇治橋はもともと、丸太や板を渡しただけの仮設の橋から出発し、常設の橋へと変遷したと考えられています。南北朝、鎌倉の文献にも宇治橋の存在を示唆する記述があります。
1889年(明治22年)式年遷宮に組み込まれ20年に1度定期的に架け替えられるようになり、様々な人の思いが行き交う伊勢神宮のシンボル的存在で、聖と俗の世界を結び、神と人々との距離を縮めた宇治橋を渡ると心が洗れたような気持ちになるようです。
二千年の時空、日本の伝統を守り続けている神宮へお参りください。
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癒しの旅 パワースポット 巡礼の旅 皇大神宮 内宮 宇治橋 式年遷宮
三重県松阪市白粉町357?5
ヒーリングツァー(ハイランドトラベル)
株式会社インターナショナル・コントリビューション
TEL 0598-23-0663
宇治橋の外と内に高さ7.44mの大鳥居が立っていますが、内側の鳥居は、内宮の旧正殿(しょうでん)の棟持柱(むなもちばしら)が用いられ、外側の鳥居は外宮のものがあてられます。さらに20年たつと、内側の鳥居は鈴鹿峠のふもとの「関の追分」、外側の鳥居は桑名の「七里の渡」の鳥居となります。ともに正殿の棟持柱となって以来、60年のお勤めを果たしています。
内宮への入口、五十鈴川にかかる宇治橋は、日常の世界から神聖な世界へのかけ橋といわれています。宇治橋外側の正面から見る大鳥居の姿は感動的であり、身も心も正して清浄な宮域に入る心構えの大切さを感じさせてくれます。
宇治橋を渡り内宮
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