犬筥はもともと犬型の張子細工で、雌雄一対の箱になっているものだそうです。
犬箱、犬張子、お伽犬などとも言われていますが、犬は安産、多産、産後の肥立ちも良いところから、安産のお守りや、幼児のお守り、魔よけとして飾られていたようです。
這い子人形などとも一緒に飾られていたこともあるようですから、こんな説も間違いなさそうですね。
古い雛人形などを見ると、箱型の犬筥が飾られていたりしますが、このちりめん細工の犬筥は、上の部分が袋になっています。
顔は幼児を模したものといわれるだけあって、なかなかかわいらしい顔立ちです。
ちりめん細工のお雛様のお飾りにも最適で、あなたもお飾りの一つに加えてみてはいかがでしょう。
■□■□ 松阪ちりめんお細工物の会 作品展 ご案内 ■□■□
□日時:2月28日(土)→3月8日(日) 10:00→18:00
□場所:松阪市湊町196 優遊館きもの大藤
期間中半日体験コーナーを毎日開催。お早めにお申し込みください。
※3月5日(木)は休まず営業
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
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