今回は お茶に関する事柄や写真でわかりやすくご紹介いたします。
若い女性から”緑茶をください”といって来られる方が店によく来られます。
「緑茶って・・・?」
「緑茶は不発酵茶 つまり蒸気で蒸して 揉みながら乾燥させ、
発酵を止めたのが”緑茶”なのです。」
「つまり玉露 抹茶 煎茶 番茶 玄米茶、ほうじ茶などが
緑茶の分類に入ります。」
「ほうじは色が赤っぽいから、緑茶じゃないのでは・・!?」
「でも緑茶の仲間なんです!」
「同じ茶樹から少しだけ発酵させたのが「烏龍茶」
完全に発酵させたのが「紅茶」です。」
「特に煎茶は渋み成分であるカテキンが多く含まれ、
中でも抗酸化、制がん作用の強い”エピガロカテキンガレード”
という長ったらしい成分が20%も含まれていて その効能効果も証明されており、
科学、医学学会でも今、注目をあつめています。」
● 緑茶の種類について少し紹介させていただきます。
■ よしず、わら、ネットなど覆いをして育てたもの=覆下園といいます。
▼碾茶(てんちゃ)= 抹茶
日光に当たらないように茶園にかぶせて、その新芽を
蒸した後 揉まずに、乾燥してつくります。
それを碾茶といい、てん茶を挽臼で挽いて粉にしたのが
抹茶です。
▼ 玉露
茶の新芽が出る頃、茶園によしずとわらで覆いが
されます。
覆いで直射日光を遮り、薄暗い光の中で20日間以上
かけます。
茶葉は甘み成分であるアミノ酸が豊富で、
独特の香気とまろやさのあるのが玉露です。
▼ かぶせ茶(熱湯玉露)
玉露と煎茶の中間の性質をもつお茶です。
新芽に黒ネットで一週間から二週間ほど覆いをして
日光を遮って育てます。
渋みが少なくまろやかな味わいで、ポットのお湯で
簡単にいただけます。
■ 覆いをしないで育てた露地(ろじ)=自然のまま育てたもの(露地もの)
▼ 煎茶(せんちゃ)
日本で一番多く飲まれている一般の緑茶です。
抗酸化 制ガン、殺菌効果がなどで、注目されている
ポリフェノールの一種であるカテキンが多く含まれています。
香りが高く、清涼感があってさわやかな味わいです。
▼ ほうじ茶
一番茶を摘んだ後、刈り採ったヤナギ類や
くき茶を遠赤外線(砂炒り)で焙煎したお茶です。
香ばしくてスッキリした味わいがあります。
カフェイン成分も少なく、赤ちゃん、お子様、
お年寄りの方におすすめです。
また、油っこい食事の後に飲むと”スカット”最高の気分!!
▼ 玄米茶
煎茶や番茶類に、炒った玄米をブレンドしたものです。
玄米の香りとお茶の旨みがうまくマッチングして
清涼飲料水がわりにガブガブと飲みやすいお茶です。
▼ 番茶(やなぎ)
ほうじ茶の原料となる一番茶のやなぎ 製造過程で
できた頭やなぎを使って、火入れ加工したお茶です。
カフェインの少ない番茶は就寝前や夜間時、スポーツ後
の水分補給などに大量に飲むと良いお茶です。
● お茶の知りたい あなたには 少しは参考になったでしょうか!?
【編集後記】
最近、中高年にとって気になる、肥満をはじめとしたメタポリックシンドローム
対策に、特に緑茶のポリフェノール成分効果が注目されています。
ある若若しい 元気な65歳の男性は
「健康つくりには一日1.5リットルのお茶と毎日のウォーキングが体に良い」
とそれが元気の秘訣だそうですよ???。
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新町商店街アーケード入口です。
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