財団法人日本きのこ研究所では
エリタデニン含有量の高いシイタケ品種と
その栽培方法を開発している。

財団法人日本きのこ研究所では
エリタデニン含有量の高いシイタケ品種と
その栽培方法を開発している。
ホモシスティンの上昇は脳梗塞の危険因子として知られているが、
ホモシスティンを直接抑える食品成分は
エリタデニン以外には知られていないので、
健康食品としてのシイタケの新たな活用が期待されている。
ホモシスティンは
アミノ酸であるメチオニンが代謝される過程で生成される物質で
ビタミンB群の欠乏などでホモシスティン濃度が上昇することがある。
エリタデニンの作用として最近の研究で明らかになったのは
血中ホモシスティン濃度を下げる効果である。
しいたけにはコレステロール値を下げる働きがあることが
ラットで確認されており、
その有効性分は
エリタデニンでしいたけ固有の成分としてよく知られている。