
ちりめん細工・創作編みかごの巾着
下の部分が編みかごのようになった、大きな柄のちりめんを使った巾着です。
高さが30cmほどもありますので、お嬢様のふり袖などにもピッタリの実用にも使うことができます。

これだけではまあ何のことはない巾着ですが、ちょっと横の写真をご覧ください。
ふたのようなものが付いています。
実はこの巾着、いわば二重底になっていて、大切な秘密の物を入れる隠し部屋が付いています。
それとも袋を開けたときに、直接目に触れないほうがいいものをしまっておく場所なのでしょうか。
ちょっとした冗談を演出するものなのか、あるいは女性の奥ゆかしさを表現するためなのか、いずれにしてもわずかの工夫で作品に物語性が生まれるちりめん細工の世界は、ほんとうに奥が深いですね。
この巾着は、パッチワーク通信社「暮らしの手作り ちりめんの小物」でも紹介されています。
http://e-chirimen.com/
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。
http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/
松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。
会員の作品もたくさんご紹介しています。

縮緬細工・菊袋の花かご
今年もまた、まだまだ日中は汗ばむような日がありそうですから、菊の開花が見頃を迎えるのは少し遅くなるかもしれません。
この作品は2006年の「松阪ちりめんお細工物の会作品展」に出品された、菊袋を集めた共同作品です。
花かごというよりは、むしろ「花ざる」といったほうがいいのかな?(失礼!)
菊の花は人の手によって改良を加えられ、たくさんの色や種類がつくられてきました。
この作品の菊の形も、会で考え出したオリジナルの作品ですから、いわば新種の菊と言えるのではないでしょうか。
ちりめん細工は現実と空想の世界を織り交ぜ、作品を考え出していくところにも面白みがあると言っても過言ではありません。
もっとも新しい作品を最初から考えて形にしていくことは、私が口で講釈を言っているほど簡単なことではなさそうですが…..。
この作品の写真は、松阪ちりめんお細工物の会のロゴマークにも使用しています。
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縮緬細工・針山と指貫
ちりめん細工の指貫と針山2種類です。
かつてはどこのおうちでも、お裁縫の道具はしかるべき場所に鎮座していたものですが、最近ではちょっと影が薄くなったようです。
でも自分でつくった指貫や針山を使って、縫い物をするのもまた格別の楽しみがあるとか。
右側の針山と指貫をご覧になると、何か良く似ていませんか?
そうなんです。指貫を大きくして綿を詰め、針山がつくられています。
そして材料の布は、残り布の”耳”が使われているんですね。
何も捨てられない世界です。
面白いのはこういった一つの作品を応用して、他の作品をつくるという発想です。
頭の硬い私にはとても無理なことですが、先人の女性の知恵には改めて脱帽してしまいます。
ちりめん細工の世界は奥が深いですね。
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縮緬細工・お鈴台(りんだい)
ちりめん細工の鈴台は結構大きな作品で、直径が25cmくらいの大きさです。
家庭の仏壇に置く鈴台はさまざまで、金襴で作ったきらびやかな物から、中には木製のものも見たことがあります。
仏教の宗派によっても、鈴台の形や素材には考え方もあるのかもしれませんが、お寺様に聞いてみると決まりきったものはないと言うお話。
この作品は何となく梅をかたどったようにも思えますが、定かなことは分かりません。
いずれにしても手作りのお鈴台を使って仏様におまいりするというのは、ご先祖様には最高の供養をすることになるのではないでしょうか。
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縮緬細工・籠目(かごめ)袋
ちりめん細工のかごめ(籠目)袋は、六角形に編んだ竹かごの文様を模したものと思われます。
もともとかごめ文様は、竹などで編んだ籠の網の目の、六角形の格子文様のこと。
江戸小紋などのきものの意匠などにも見られますが、正三角形を上下に重ねた家紋にも使われています。
最初にこの袋を考えた人は、この幾何学文様から何を連想してかごめ袋を創作したのか、いつものことですがまことに興味のある課題です。
掲載の作品もかごの竹の部分と、本来は空間であるはずの部分にあしらった生地の彩が、ふんわり柔らかくとても素敵に仕上がっています。
ちりめん細工の醍醐味は、何といっても生地の色柄の組み合わせで、また違った雰囲気の作品をつくることにあるのかもしれません。
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