縮緬細工・えび袋

ちりめん細工・えび袋

ちりめん細工のえび袋は、いかにも「えび」という形をしています。
おなかのところがちゃんと袋になっていますから、昔の人はいったい何を入れたのでしょうか。

江戸時代に考え出された古作ですから、琴爪入れと解説されているものが多いのですが、ほかにも大切な小物を入れていたに違いありません。
もっとも今の時代にはこの中から指輪やイヤリングが出てきたら、見ている人はきっと驚くでしょうね。

このえび、見たところはゆでた車えびにも似ていますが、細身のイセエビにも見えてしまいます。
考えて最初につくった人は、どんなえびを見て考えたのか、興味をそそられてなりません。

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縮緬細工・蓮袋

ちりめん細工・蓮袋

ちりめん細工の蓮袋は、もちろん後が袋になっています。

ハスの花は開ききったときも豪華できれいですが、つぼみの時もまた一興。
そしてつぼみがはじけた瞬間も、これまた美しい姿を見せてくれます。

何しろ二千年と言う悠久の時を経て、再び見事な花を付け始めた大賀ハスの話が紹介されたときには、ほんとうに感動しました。

そのハスがちりめん細工の作品となって姿を現したのは江戸時代のこと。
具象的な姿を持ったちりめん細工の作品の中でも、美しい姿を持ったものの一つです。

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縮緬細工・金平糖袋

ちりめん細工・金平糖袋

金平糖袋は、やっぱり金平糖を連想する形をしています。
いや、正確にはその逆で、金平糖をヒントに金平糖袋を作ったわけですから。

金平糖が日本に渡ってきたのは江戸時代とのことで、当然ながらちりめん細工の古作の中にも見ることができます。
このお菓子の語源はポルトガル語のコンフェイト (confeito)と言うことなのですが、大学時代のスペイン語の先生が大好きで、何度かこの語源の講釈を聞いた記憶が残っています。
けれどもスペイン語の先生が、なぜポルトガル語の話をしたのか、未だによく分かりません。

子供の頃には食べ物を含めて、周りにはかなり”どぎつい”色合のものが多かったにもかかわらず、この金平糖だけは昔からパステル調の色合で、何となく「ファンタスティック」な雰囲気を持っていたと思いませんか?

結構おおきな袋で、お嬢様のふり袖姿にもよく似合いそうです。

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縮緬細工・立ち子袋

縮緬細工・立ち子袋

ちりめん細工の立ち子袋は古作で、別名立ち子人形袋とも言うそうです。

10smくらいの大きさのちゃんとした袋になっていますから、実用にも使ったのでしょうか。(手で下げることはできそうにありませんが…..。)
この作品もたくさん拝見してきていますが、やはり袋部分とお人形の顔の大きさのバランスで、ずいぶん違った雰囲気に出来上がります。

この子の「でんでん太鼓」を持って遊んでいるいる様子が、何となく袋の部分のふくよかさとマッチして、楽しい作品になっています。

でもどうしてこういう名前が付いたのか、ちりめん細工の作品の中でも不思議な作品の一つです。
またこの作品のヒントになったものは何なのか。
想像してみても、もなかなか思い当たるところに行き着きません。

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縮緬細工・福助巾着

ちりめん細工・福助巾着

福助巾着は実用にもなる大きさです。

五人の福助さんが並んでいるのですが、それぞれお顔の表情が違います。
怒っている顔、笑っている顔、今にも泣き出しそうな顔、色々な表情が集まっています。

福助人形の置物の表情は、一般的に笑っているか無表情に近いものが多いと思います。
でもこのちりめん細工の福助巾着は、まるで人間社会の縮図のような顔の集まりです。

最初に考えて福助巾着を作り、何を思って顔を書いたのでしょう。
怒ったり、腹を立てたり、泣いたりせずに、毎日が送れればいいなということを願ったに違いありません。

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新ブログに移行後、平成26年6月14日以前の投稿に不具合が生じております。ご容赦をお願い申し上げます。
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