ちりめん細工・羽子板
年の瀬も押し詰まり、皆様方もお忙しくされている時期かと思います。
この羽子板は江戸時代に家庭で作られたと思われるものを、お正月のお飾用に復元した作品です。
おめでたい鯛車と羽子板を押絵にした図柄で、家庭でも作りやすく考えたと思われます。
更にこの復元作品を制作した作者は、下地にはまさに江戸時代のものと思われる「江戸ちりめん」を使い、貫禄のある作品を作り上げておられます。
最近ではお正月のお遊びに羽子板を使うことは滅多になくなりましたが、お飾用として絢爛豪華な羽子板が販売されています。
時折こんな質素ではあるけれどしっとり味わい深い羽子板も、お正月飾りにするとまた一味違った雰囲気が醸し出されそうです。
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ちりめん細工・いろいろな袋物
この写真に写っている袋は、今年の「松阪ちりめんお細工物の会」作品展に出品された作品を、まとめて撮影したものです。
扇の形をしたもの、青海波の文様が使われているものなど、いろいろな袋物があって、実は私にはその名前がわかりません。
唯一知っているのは、以前にもこのブログで紹介した左端の千筋袋のみです。
それぞれ古作だということですが、今までに書籍でも紹介されているものも多いとのこと。
少々お勉強して名称も覚え、このような古作を復元した袋物も、これからいろいろご紹介していきたいと思います。
それにしてもいろいろな形やつなぎ方があるもので、昔の人は良く考えたものだと驚き入ります。
そしてそれを復元された方々の努力も、並大抵のものではなかったことが容易に想像されます。
今のちりめん細工を支える基礎を作ってくださった方々に、大いに感謝の気持ちを伝えたいと思います。
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干支ねずみ
そろそろ12月も中旬に差し掛かって、皆様もあれこれ普段にないあわただしい日々を送っていらっしゃるかたも多いと存じます。
この私、干支のねずみですが、昨年の今頃はおおいにもてはやされ、これまた目が真っ赤に充血するくらい、良く働いたものです。
まあしかしこの時期になると、もはや来年の干支の丑さんの出番ばかり。
さしずめ昔のご隠居様といったほうがいいのかもしれない、お暇な時間ばかりが経過します。
これが昨年の勇姿なんですがね。(ここをクリック)
このところ気も緩んでくるのか、自慢の烏帽子もちょっとばかり傾き、情けない姿をさらしております。
さらには管理人の家の火鉢の上で、こやってのんびり温まっていると、ついつい世間の様子も忘れがち。
こういう火鉢の使い方を、「股火鉢」と言うのでしょうか。
あったかいですよ。ホント。
来年の干支の牛さん(ここをクリック)などは、「忙しくって、”モウ”、いや」などと言っていますが、12年に一度しかやって来ない出番には、おおいに働いていただくしか仕方がありませんな。
私もこれで失礼しますが、また干支が巡ってくるころには、ちゃんとお化粧直しをして登場いたします。
それでは皆様方も、明るい豊かな新しい年をお迎えください。
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ちりめん細工・椿(つばき)
ちりめん細工の椿(つばき)袋です。
冬の花の代表格といえばやはり椿。
椿の中でも赤と白は最も種類が多いことで知られています。
写真の椿は花弁がけっこう長めに見えますが、何千種類もある椿の中には、いろいろな花弁の大きさ、長さのものがあって、この作品と似た花弁を持つ椿も見受けられます。
この椿袋は「松阪ちりめんお細工物の会」のオリジナル作品で、昨年の作品展に出品されたものです。
古いお寺の苔むした地面に落ちた椿をイメージして作られた作品です。
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ちりめん細工の干支・子(ね)です。
ちりめん細工の干支・子(ね)
平成20年の干支は子。ねずみさんです。
毎年ちりめん細工でオリジナルの干支を作り始めて12年目。
丑年から始まって、これでやっと一回りしました。
新しい干支を毎年毎年考えていくのは中々大変のようで、考える人の苦労がうかがえます。
さてこのネズミさん、よぉ~~くご覧ください。
ちゃんと裃(かみしも)を着ているんですよ。
お顔、特にお耳はまん丸で、お耳は何やらディズニーランドにいる○○○ちゃんに似ています。(耳だけですよ。似ているのは)
裃の装束だけではちょっと堅苦しい。そこでポップな感じも取り入れたのかな?
しかもしかも、ちりめん細工の基本中の基本、ちゃんと大切な物を入れる袋になっているんです。
びっくりはまだまだある。
何をイメージして作ったのかな?
ヒントは持っている「笛」と前に置いたつづみ。
実はおひなさまの飾りでもよく見かける、五人囃子のうちの一人(いや一匹というべきでしょうか)なんですね。
ちかぢか五人(いや5匹)がそろったら、改めてその晴れ姿をご紹介することにします。
ご期待ください。
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