ちりめん細工のえび袋は、いかにも「えび」という形をしています。
おなかのところがちゃんと袋になっていますから、昔の人はいったい何を入れたのでしょうか。
江戸時代に考え出された古作ですから、琴爪入れと解説されているものが多いのですが、ほかにも大切な小物を入れていたに違いありません。
もっとも今の時代にはこの中から指輪やイヤリングが出てきたら、見ている人はきっと驚くでしょうね。
このえび、見たところはゆでた車えびにも似ていますが、細身のイセエビにも見えてしまいます。
考えて最初につくった人は、どんなえびを見て考えたのか、興味をそそられてなりません。
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