姉様人形は江戸時代から玩具として使われてきたようで、要は女の子の「ままごと」の着せ替え人形であったそうな。
一説には「おいらん」がそのモデルになったとも言われていますが、島田、丸まげ、桃割れなどの日本髪を結い上げた姿は、その説にもうなづけます。
姉様人形には目鼻がなく、基本的に後姿の髪型を楽しむものだと思っていましたが、調べてみると日本中にはちゃんと目鼻がついた姉様人形も存在するんですね。ちょっと驚きました。
その昔は紙とか布で作って親が子供に持たせ、女の子はおとなの世界の生活の真似をして楽しんだのでしょう。
ちょっとお顔を拝見してみます。
髪型とお顔のなだらかな曲線がきれいです。
最近でも着せ替え人形のままごと遊びは、女の子にとっては現実とあこがれの世界でもあるらしく、「リカちゃん人形」などもまだまだ人気がありますね。
ちりめん細工の姉様人形は、八頭身ならぬ十頭身くらいの出来上がりで、その面長な顔立ちと優雅な着物姿には、なにやら魅了されるものがあります。
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