ちりめん細工・金平糖のつるし飾り

ちりめん細工・金平糖のつるし飾り

金平糖袋の形を変えて、つるし飾りにしたものです。金平糖袋についてはこちらをご覧ください。
間に小さく見えるのは、「くくり猿」です。

私はこういった飾りを総称して、「つるし飾り」と呼んでいますが、地方によってはさまざまな呼び名があるようです。
特に有名な伊豆稲取では「雛のつるし飾り」、九州柳川では「さげもん」等々の名前で呼ばれ、町おこしの中心にもすえられるくらい、華やかな雰囲気をかもし出します。
また「輪下げ」、「つり雛」、「つるし雛」の名称で呼ばれることもあります。

もともとは子供の節句、特に雛祭りのお雛様の周辺に飾り、子供の健やかな成長を願ったものだと言われています。

上の輪から下げる作品、その数については、さまざまな説があるようで、中には作品の種類、順番まで決めておられるところもあると聞いていますが、あまり定かな決まりは無いようです。

松阪ちりめんお細工物の会では、7本の紐に7個。輪の真ん中に1個を基本としています。(合計50個)
あくまでも基本であって、この数や種類にとらわれているわけではありません。
これは「人生五十年」といわれた時代に、子供が健康で50歳までの人生を全うして欲しい、との親の願いをこめたところからの説を取り入れたものです。


金平糖は直径7?8?。
これを19個も作るのはたいへんでしょうね。
一つ一つを見ても、たいそうきれいな作品です。

ホームページでは、「松阪ちりめんお細工物の会」の会員による、つるし飾りの特集を掲載しています。
是非ご覧ください。

http://www.e-chirimen.com/

楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。

http://www.mctv.ne.jp/~go-daito/

松阪ちりめんお細工物の会ホームページへもどうぞ。


ちりめん細工・七宝袋

ちりめん細工・七宝袋

七宝袋は直径が10cmほどの大きさで、ちりめん細工の作品の中でも、最もポピュラーな古典的作品の一つです。

この袋もかつては琴爪入れや、小物を入れる袋として、実際に使われていたものです。

七宝という名前の由来については、「七宝手まり」のところにも書きましたのでご覧ください。

この作品の魅力は、なんと言っても赤と黒の取り合わせのコントラスト。
通常かなりきつい色合いになるのですが、そのようなことも無く絶妙の色合いを演出しています。
そして赤い絞りを使った部分が、ふくらみを持っていて、作品の立体感を際立たせています。

ちりめん細工作品の中でも、定番中の定番とも言われる作品ですが、単純な色合いの妙と、立体感がとても魅力的な作品ですね。

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ちりめん細工・風船袋

ちりめん細工・風船袋

ちりめん細工の風船袋は、直径が7?ほどの作品です。
6色のちりめんをつなぎ合わせて作られていますが、むかし遊んだ紙風船にそっくりです。

紙風船は明治の中頃から、子供の玩具として作られていたようですが、手でついたり飛ばしたりして遊ぶのです。

紙風船の思い出は、遊んだことより越中富山の薬売りのおじさんのこと。
半年に一度くらい薬箱の薬の入れ替えと、集金を兼ねてやってく来ました。
そのときのおまけが紙風船で、もらうのがほんとうに楽しみでした。
こんな記憶をお持ちの方も多いと思います。

ちりめん細工の風船袋は、初級の作品と思われますが、作るのはそう簡単ではなさそうです。
簡単そうなところにもきちんとしたちりめん細工の基本が生きていて、しっかり形の整った作品が出来上がると言うことです。

一見単純そうに見える6枚だけの布の取り合わせによって、あるいは作る方の感性によって表情を変えるこの作品も、ちりめん細工の面白さを象徴していると言えます。

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新ブログに移行後、平成26年6月14日以前の投稿に不具合が生じております。ご容赦をお願い申し上げます。
あきない100年
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