最近の若い方はご存じないかもしれませんが、かつては結婚式披露宴の定番、♪高砂やこの浦舟に帆をあげて♪、というお能の作品「高砂」の一節です。
どこのお家にもこの謡いが得意な長老がおられ、宴もたけなわになると長寿と夫婦円満そして健康を祈り、新婚の門出を祝ったまことにおめでたい謡曲をうなり出すのが恒のこと。
そしてちりめん細工の高砂は、人の世を言祝ぐたいへんめでたい能の主人公、シテ:翁とツレ:嫗を題材にした作品です。
能や神楽、舞などの中に登場する装束や道具とそのストーリーは、ちりめん細工の創作には欠かせないヒントを含んでいて、この世界にも応用、転用がうまくなされています。
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