かつては夏になるとあちこちの家の前に置かれていた鉢植えの朝顔。もっと大掛かりになると面格子の日除けになっているものも見かけました。
こんな夏の風物詩のような風景も、最近では余り見ることができなくなってしまいました。
加賀千代女が詠んだ俳句「朝顔やつるべ取られてもらひ水」は、江戸時代からいかに朝顔が人間の生活の中に深くかかわっていたかを、俳句の中でも物語っています。
叙事的視点で見た普段身の回りに起こる情景を、叙情的な風景に変えたこの句のすばらしさは、ちりめん細工の朝顔袋にも受け継がれているような気がします。
ちりめん細工鑑賞の仕方は、見る人それぞれに違った感じ方が生まれるのも、また大きな魅力の一つです。
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