何となくユーモラスな表情がとても楽しい、福助人形を5つ繋ぎ合わせた作品です。
福助人形は幸福を招く人形として、江戸時代から商家や茶屋などに飾り始められたようです。
また福助のモデルになった人物も実在したという説も残っていますが、真相は明らかではありません。
この作品も古作の中にも残っていて、最初に考えた人は福助を5つ繋ぎ合わせることで、「五福」(五つの福)を願ったのではないでしょうか。
実際に使うことの出来る大きさなので、その昔は物を入れる巾着として使っていたに違いありません。
今の時代にはこの巾着を持って似合いそうなお着物といえば…..、なかなか難しいですね。
みんながびっくりしそうです。
「松阪ちりめんお細工物の会」作品展には、ご遠方からもたくさんのご来場をいただき、まことにありがとうございました。
会員一同心よりお礼を申し上げます。
ホームページに作品展の会場を掲載しています。
楽しいちりめん細工の作品を紹介しています。
ちりめん細工の材料、無地ちりめん、組紐などを販売しています。
ホームページにもぜひお立ち寄りください。